セデベリア属? 多肉植物『ファンファーレ』についてあれこれ
おはようございます、冬眠寸前の霧涼アリカです。
今回も足利フラワーパークで連れ帰った多肉のことを紹介するのですが、ちょっと今回は今までと違った種類になります。
今日の主役はセデベリア属『ファンファーレ』。
交配種って何ぞや? と知識初心者丸出しの状態ですが、どういう植物なのか出来る限り分かりやすくまとめてみましたので、宜しければ最後までお付き合いください。
セデベリア属? 多肉植物『ファンファーレ』
ファンファーレって?
セデベリア属のファンファーレ、という分類になるそうなのですが……これは人間が作り出した品種になります。
『セダム』と『エケベリア』を掛け合わせた園芸改良交配種になりまして、この名前をミックスさせて『セデベリア』となっています。
セダムはベンケイソウ科マンネングサ属で、エケベリアはベンケイソウ科エケベリア属。
ベンケイソウ科の違う属を掛け合わせて、それぞれの良い所を出そうという感じですね。
写真を見たとおり、セダムはぷっくりとした葉っぱが特徴的。
エケベリアはロゼット状と呼ばれる配置の葉っぱが魅力的で、園芸用として非常に人気の高い種類になります。
エケベリアはその見た目からして、とても人気のあるのが分かりますよね。バラのような形が綺麗です。
なので原種から非常に沢山の園芸用の品種が作り出されており、ファンファーレもその内の一つになってます。
途轍もなく種類が多いのでファンファーレの親となった種類は分かりませんが、大型から小型まで、多様な葉の形をもつ人気者です。
特徴
ファンファーレの特徴はその見た目。
セダム属の細かい葉とエケベリア属のロゼット状の葉が混ざり合い、細かいロゼット状の葉っぱがとても綺麗な姿です。
ただ綺麗だな、と思って触ってみると、思った以上に固いです。
サボテンの棘とまではいきませんが、予想外の固さで驚きました。
他にもグリーンカーペットとしても使われるセダムの増えやすさを受け継いで、わっさわっさと育つ能力も持っていますので、育てやすさはなかなか高いでしょう。
日光を好み、手間をかけずとも育ってくれるので初心者でも安心して育てられると思います。
入手方法
エケベリアは園芸用として非常に人気が高いのですが、代わりに種類も多いです。なので狙った品種を手に入れるのならば、ネット販売が一番効率的かなと思います。
ただし状態を自分で確認できませんので、多肉専門店へ行って売っているのを確認するか、即売会で購入するのも一つの手でしょう。
私の場合は足利フラワーパークという植物園、というか花のテーマパーク的な所で販売されているのを見かけて購入しました。
育て方
作られた品種ですので、ちょっとふわっとした説明になります。
基本的には春秋に成長するタイプで、夏と冬は休眠期ですね。
大体は普通の多肉と同じ育て方で大丈夫で、日光を好むので日当たりだけは注意しておきたいです。
ファンファーレは徒長すると見た目がちょっと綺麗とは言い難くなってしまうので、 冬の間も日差しはしっかりと当てておくと、日光不足や春に突然日に当てたことによる葉焼けも防げます。
暑さ寒さにはほどほどの耐性なので、扱いを間違えて即枯らすという事はないでしょうから、一番気にしたいのは美しく育てる事ですね。
ファンファーレは日当たりが悪かったり水をやりすぎてしまうと、ひょろひょろと伸びてしまいます。
比較的丈夫なので仕立て直して綺麗にするのも可能ですが、やはり最初から綺麗に育て続けたいですよね。
綺麗で手を掛けてあげたくなりますが、やはり多肉植物。保水能力はありますので、過度な水のやりすぎは必要ありません。
葉っぱが元気ないかな? ってなってから水やりをしても遅くないです。
日光を好むので、室内に入れていても日当たりは大切。 ひょろひょろさせてしまわないように、日差しはたっぷり浴びさせましょう。
もちろん、夏場の強い日差しは除いて、ですが。
終わりにと感想
交配種ということで、ちょっと難しいのかなと思いきや案外丈夫な品種のようでした。
綺麗なエケベリアと丈夫でセダムの掛け合わせで、ホントに良いとこ取りな感じです。
セダム程ではないにしろ、かなり増えやすいとのことですから、一つの鉢にたくさん集めてわっさわっさと育ててみたいですね。
これからが楽しみな多肉です。
それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。
また次回も宜しくお願い致します。
投稿:2019年11月13日
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