【95年生まれ】私の世界を変えてくれたゲーム5本を紹介【24歳】
おっはようございます、霧涼アリカです。
今日は、私の世界を変えてくれたゲームのご紹介!
世界を変えてくれたというのは、ゲームに対しての想いとか、今にも繋がる行動の原点とか、そういう意味です。
各社からゲーム機が新発売されていた激動の時代から少し経ち、現在のゲーム業界の形が出来上がっている頃からゲームを始めたので、歴史的には全然浅いと思います。
けれど、新しい技術、別の考え方など、とても面白いゲームに触れたと感じていますので、それを少しでも共感して頂けたらなと。
懐かしいゲームだったり、何だそれと思うゲームだったりと妙なラインナップですが、宜しければ最後までお付き合いください。
私の世界を変えてくれたゲーム5本を紹介
Qui Qui
1999年3月26日に発売された、ゲームボーイ(カラー/白黒両対応)のゲームです。
読み方は『クイクイ』ですね。
開発は『魔法株式会社』。
聞いたこと無いぞ! と思うでしょうが、現存する企業です。しかも開発実績にQui Quiの名前も載っています。なんか色々凄いです。
http://mahou.co.jp/syouhin/quiqui/index.html
こちらにアクセスして頂ければ分かりますが、ゲーム発売当時のサイトが残っております。
20年前のサイトですので、おそらく速度制限の掛かったスマホでも爆速で読み込んでくれるでしょう。
さて、どうしてこれを一本目にあげたかと言いますと『人生初のゲーム』だからです。
正確には従兄のゲームをちょっと触った事はありましたが、自分のゲームとして所有するのは生まれて初めてでした。
このゲームはモンスターを育成して戦わせる内容で、主人公は父を探して銀河最強を目指していくストーリーとなります。
思いで補正込みで語りますが、結構面白いゲームだったと思います。
様々な環境で育てる事でモンスターを進化させ、強化してバトルに挑む。単純明快なので当時の子供だった私にもやりやすかったです。
ゲームってこんなに楽しいんだと思わせてくれた一本で、序盤の戦闘は相手の行動のパターンが数種類にパターン化されていたので完全に暗記するほどでした。
人生初のゲームにして、人生初の詰みゲーなのもQui Quiです。
ええ、難易度高いんですよこれ。
序盤はどうにかなるんですが、攻略本とかそういう知識の無かった私にとって、ドンドン強化される相手に付いていけずクリアが出来ませんでした。
半年ほど前にやり直したいと思って色々探してみましたが、どうにも手に入らないこのゲーム。
ある意味、私にとって伝説的な立ち位置のゲームですね。
ボクらの太陽シリーズ
二本目はGBAで三作、DSで一作が発売されたボクらの太陽シリーズです。
これは、私がトコトンまで嵌まり込んだ初のゲームで、その世界観は今の私のお気に入りシチュエーションになっています。
コナミから発売され、監督はメタルギアやデス・ストランディングで有名な小島秀夫さんです。
この作品の特徴的な部分は、やはりGBA三作で採用されている『太陽センサー』。
覚えてる方もいるかもしれませんが、このCMが印象的です。
現実の太陽をゲームに反映させ、太陽の力で攻略するという後にも先にも無い超斬新なシステムとなっています。
当時はヨッシーの万有引力や、まわるメイドインワリオ等、ゲームカセット自体にギミックを仕込むものがありましたが、太陽光というのは新しすぎましたね。
自分にクリティカルヒットしたのは、世界観。
退廃した世界という暗い設定ですが、メタルギアに似たステルスアクションや太陽の力を使って戦うヴァンパイアハンター等、その世界でも懸命に闘う人間の姿がとても印象的でした。
もう、知らない人はゲームやって! と叫びたくなるゲームで、超名作です。
小学生だった私は、ゲームを片手に真夏の空の下に走り出し、太陽の力を求めて遊びまわりました。
ゲームをするために外へ出るというのは、今で言えばポケモンGOが代表ですが、その当時は謎の行動だったために両親からは心配されましたね。
夏になるとまたやりたくなるゲーム、ボクらの太陽……新作発売されませんか?
シルフェイド見聞録
三つ目はPCゲーム、フリーゲームであるシルフェイド見聞録。
2001年4月~2006年3月まで、段階的にシナリオを追加していったRPGツクールの作品ですね。
作者はSmokingWOLFさんで、フリーゲーム界ではとっても有名な方。
↓の開発もSmokingWOLFさんです。
シルフェイド見聞録をやったのは2008年ごろ、まだフリーゲームという存在すらよく知らない中学生時代。
もう、衝撃でした。
ギャグテイストのアドベンチャーゲームで、当時の私はメチャクチャ笑いながらプレイしていましたが、このゲームをあげた本質はそこではありません。
『無料でこんな面白い物を作る人がいるんだ』という、新しい世界の発見です。
それまでは、ゲームというのはお金を払って手に入れるのが当然で、無料で遊ぶゲームというのは知りませんでした。
けれどフリーゲームでは、とんでもなく面白い作品を無料で公開している方が数多くいらっしゃるんです。
なんだこれ、無料なのにこんなに面白いのか!
お金が絡まないと面白い物は出てこないと、確か当時の私は考えていました。
でも、無料でも面白い作品は生み出せる。
そんな考え方が、この世界にはあるんだ。
これを知った切っ掛けが、このシルフェイド見聞録だったのです。
ここから誰でも面白い物を作ることが出来るという考え方のもと、私は小説を執筆するのが趣味になり、今このブログにも繋がっていきます。
小説の方は……応募しても大体二次落ちですが、諦めてはいません。
なお、ペンネームである霧涼アリカのムリョウは、このフリーゲームの無料からきています。
変な豆知識でした。
DARK SOULS
Dark Souls - Official Trailer #1
四本目はPS3で発売されたアクションRPG、ダークソウルです。
もはや説明不要の有名作ですので、ゲームについては割愛させていただきますね。
BD再生用として購入したPS3で、何となく面白そうだったから購入した本作。
それが、今の私のネットリテラシー(死語)を構築していきました。
世界観やストーリーもとても素晴らしい物で、私はドップリ沼に浸かるようにハマりましたよ。この1作だけでプレイ時間は1000時間を超えます。
でもそれ以上に心へ響いたのは、ダークソウルのオンラインです。
ソウルシリーズは一期一会を基本とするオンライン要素があり、これが私にとっては新鮮だったのです。
文字や声でのチャットが無く、幾つかのアクションによって意思疎通を取り、共にステージの攻略や妨害を行う。
これがソウルシリーズのオンライン要素の基本ですが、初めてやった私には戸惑いと共に、言葉では無い交流がとても楽しかったです。
煽り煽られ、時には手助け、時には妨害、殺伐としたオンライン環境でしたが、その中に確かな繋がりがあり、見ず知らずの人との交流の仕方を学びました。
一番楽しかったのは、偶然出会った見ず知らずの人と6時間近くずっとプレイしたことですね。
知ってる人なら分かると思いますが、不死教区、下層、最下層、病み村、センの古城まで、私は白として攻略し続けました。
最後のステージ以外はメッセージでのやり取りはなく、相手の人がプレイするだろうと信じて追いかけて協力し、クリアしたらまた追いかけてと……ゲームをしていて一番幸せな時間だったと思います。
ちなみに、後に発売されるリマスター版で再会しました。
これも全くの偶然で、フレンド登録もしていなかったのにウーラシール市街でばったり会い、ものっ凄く動揺しましたね。
速攻でフレンド依頼を送ってフレンドになりました。
殺伐とした世界だけど、ネットで出会う一期一会の人との付き合い方が身に付いたので、私はこのゲームに世界を変えてもらったと思います。
知らない人にも優しくしましょう。基本ですね。
The Deep(仮)
Watch Gameplay of Playstation VR's The Deep
最後はThe Deep(仮)です。
おそらく聞くのが初めてだという人もいるでしょう。なんといっても、この名前では販売されていないゲームですから。
PSVRの試遊として遊ぶことのできたゲームで、PSVRが発売されてからはオーシャンディセントという名前でVR WORLDS中の1作品として販売されています。
このゲームをあげたのは、もう明らかですね。
初めてVRに触れたゲームだったから。
ゲームの新しい可能性を感じることができたから。
まだPSVRが販売される半年以上前、ゲームオンというイベントが東京で開催されていました。ゲームの歴史展覧会、みたいなイベントですね。
目玉となったのは、PSVRの試遊。
ずっと気になっていた私は、チケットを予約して朝一で乗り込みました。
実際にプレイしてみて、声が出ました。
普通にビビッて声が出たんですね。
海中探索を籠の中から見続けるだけの映像作品なのですが、360度広がる世界の広さをガッツリ感じることができ、途中で出てくるサメには本気でビビッて「うおっ!」って声を出してしまい、最高の体験でした。
新しいゲームの可能性、その一歩目がこのゲームだったのです。
その後PSVRの発売が決まってからは徹夜で整理券を手に入れ、発売日に購入して今に至ります。
今居る世界以外に、新しい世界がある。
私にとってVRのファーストインプレッションが最高だったからこそ、VRの今後を期待し続けているのです。
終わりに
ちょっと変なラインナップかなと思いますが、如何だったでしょうか。
個人的にどれも思い入れのあるゲームで、ゲームとしての出来以外の点での評価として上記の5本を選んでみました。
最後のThe Deepだけちょっと例外ですが、他の4本は購入したり手に入れたゲームで、次回作の発売を切に願っているタイトルであります。
ゲーム会社さん・・・・・・どうにかなりませんか?
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また次回も、宜しくお願いします。
投稿:2019年11月30日
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