丸一日寝てしまった! 体への影響はどうなってる?
おはようございます、霧涼アリカです。
冗談抜きで『おはようございます』な状態でして、先日まともに寝付けないことを発端に眠気が爆発しております。
夜に寝付けなくて朝になり、ようやく寝たら日が落ちている……。
うつの典型的な生活習慣ですね。
うつに関する情報はそこそこ書いてきましたが、この生活は本当に危ないです。
どうにか生活を治さなければと思うので、丸一日寝てしまう事のリスクをしっかりと覚えておくことにします。
早起きは良いことあるよ、というのは誰でも分かります。
ならば、寝過ぎてしまうと悪影響がというのは、どういったものがあるかご存知ですか?
今日の記事はそんな『寝過ぎのリスク』です。
先に一番酷いリスクを紹介しますと、『死亡リスクの増加』があります。
気になる方は、宜しければお付き合いください。
丸一日寝てしまった! 体への影響はどうなってる?
丸一日寝てしまった時のリスク
あー疲れた、今日は一日寝てしまおう。
仕事で毎日疲れてだと、休日はそんな風になってしまうことが多々あります。
ただ、私も昔は一日中寝ていても「寝すぎたなー」って思うくらいでしたが、最近は「寝すぎて体がだるい・・・・・・」と思うこともしばしばです。
明らかに身体に負荷が掛かっているのが分かりますよね。
寝ている以外にも、布団からほとんど出ないで過ごしてしまう一日でも、似たような状況になってしまいます。
その時、身体に起きている事を見ていきましょう。
筋力低下
一日動かないでいると、全身の筋力が0.5%ほど落ちるそうです。
普通に生活していても、筋力のピークが終わった30代からは1年で1%の筋力が落ちていくと言いますから、たった一日で半年分も力を失うことになります。
長期入院すると、筋力が落ちすぎて歩くのも辛いというお話はありますが、丸一日ゴロ寝していると同じことですよね。
たった一日でも半年分の筋力が落ちてしまいますから、その次の日なんて体がダルイのは当たり前です。
失った筋力を戻さなくては、根本的に身体を自由に動かせませんから。
一日寝てしまったせいで、余計に運動しなくてはならないっていうのも変な話なので、休日でも多少の動きはしたほうが良いということですね。
自律神経の乱れ
寝すぎて起きた後は体がダルい・・・・・・。
それは上記の筋力低下と共に、自律神経が乱れている可能性があります。
朝の日差しは乱れた自律神経をリセットする、というのはよく知られていると思いますが、一日暗い部屋で寝て過ごしていると自律神経は簡単に乱れます。
長時間寝てしまって次に寝るタイミングがズレるのも、これが原因です。
自律神経が乱れる、と簡単に言っていますが、これはうつのリスクを高めることにも繋がります。
元々はうつの症状が無くとも、自律神経の乱れから生活、体調、精神的なバランスが崩れ、そこからうつ病が発症するリスクが高まるのです。
私たちの身体は思ったより丈夫ですが、その健康も簡単に崩れてしまいます。
心と身体の安らぎのため、寝すぎは控えたほうが良いでしょう。
床ずれ
介護の現場などで聞く言葉ですが、丸一日寝てしまうと私たちの身体にも出てきます。
寝返りは、身体を動かして血の巡りなどを改善する効果がありますが、あまりにも長い間寝てしまうと効果も薄いです。
- 身体の重みと、マットレスとの圧力で皮膚に血液が巡らず細胞が死んでしまう。
- 骨が弱くなり、骨密度が低下する。
- 糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが増える。
そういったリスクを抱えながら、丸一日寝ているのです。
・・・・・・あまり良いことではありませんよね。
どうしても寝てしまったら、血の巡りを改善するためにも『軽いストレッチ』や『マッサージ』を自分に行って、身体のメンテナンスをしてあげたいです。
基礎代謝によって栄養不足
寝ているだけでも、身体はカロリーを消費しています。
成人男性なら1500kcal、女性なら1200kcalほどは、一日に何もしていなくても減っているのです。
え、寝てるだけで痩せるじゃん! なんてことは考えない方がいいです。
何も食べないで寝ているという事は、必要なエネルギーを身体の何処かから取って来て消費してしまっていることになります。
脂肪だけではありません。カルシウムを使うために骨に貯められた分を持ってくるとか、そういう風に『事前に溜めた分を消費』してしまうのです。
栄養バランスの取れた食生活をしていれば、ちょっとくらいなら問題ないかもしれません。
けど、元々の生活が崩れていたら?
消費するための栄養素は、何処から持ってくるのでしょう?
毎週末は寝て過ごしてしまう・・・・・・って人は、一日に摂取すべき栄養素も纏めて欠落してしまうので、身体には負荷しか掛かりません。
身体のダルさだけではなく、中身の方も気にしてあげたいです。
死亡リスクの増加
ここまで書いた分を読んでいただけたなら、もう分かることだと思います。
身体には負荷しかかかりませんから、死亡リスクが上昇するのは避けられませんね。
アメリカの研究だと、『7.5時間以上睡眠時間をとる人は、それよりも死亡率が20%以上も高くなる』というものもあります。
3大欲求の一つである『睡眠欲』ですが、欲のままに取り過ぎれば『食欲』『性欲』と同じように身を滅ぼしてしまう結末になりかねません。
寝るのは楽しいですが、楽ばかり追求していると自分に返ってくるものです。
何事も、バランスが大切ですね。
終わりに
・・・・・・はい、私も明日からちゃんとバランスの良い睡眠習慣を心がけます。
死亡リスクまでくると、もう寝すぎませんって言うしかないですよね。
自分のためにも、キチンとした生活を目指したいです。
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。
投稿:2020年1月15日
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