【飲酒は厳禁】個人的に抗うつ剤の副作用で辛い事5選
2日程寝込んでました、おはようございます霧涼です。
ちょっと唐突にぶっ倒れたんですが、今回の記事と関連するので、前向きに考えて書こうと思います。
風邪薬を飲んで眠くなったり、下痢気味になったとか、薬って本来欲しい効果以外が出てしまって辛いときがありますよね。
うつの薬でも一緒で、そこらへんのトレードオフを考えながら飲まないと逆に辛くなってしまう場合も多々あります。
では、どんな症状が出やすいのか。
今回は、個人的にうつの薬で出やすい悩みを5つ書いていきます。
【飲酒は厳禁】個人的に抗うつ剤の副作用で辛い事5選
副作用ってなに?
薬について調べると、メインの効果(主作用)と一緒に副作用も出てきますよね。これってそもそもなんでしょう。
副作用は、簡単に言えば『欲しくない効果』のことです。
主作用も副作用も、どちらも薬が持っている効果の事なのですが、服用する当人にとって、『目的とする作用』ならば主作用。『目的外の作用』ならば副作用と分けられているそうです。
『発酵も腐敗も同じこと』という言葉があるように、人間にとって良いことか悪いことかの違い、みたいなものですね。
副作用の出方にも、そもそも間違った使い方(飲む時間やタイミング)をしたせいで出てしまう場合もありますし、正しく使っていても本人のアレルギーや苦手な効果というものがありますので、副作用は人による、というしかない部分もありますね。
薬を飲む上では必ず主作用、副作用を確認して、主作用のメリット以上に副作用のデメリットが多すぎる場合は医師と相談することが大切です。
もちろん副作用を我慢しなければならない時もありますので一概には言えませんが、楽な手段を求めるのは悪いことではないと思います。私も、副作用が辛すぎて医師に泣きついたことが何度もありますし。
『薬』は『くすり』にもなるし『ヤク』にもなる。とはよく言ったもので、副作用は飲む本人がキチンと薬と向き合わなければ苦にも楽にもなる部分だと思います。
うつの薬で辛かった事5選
ちょっと前置きが長くなってしまったので、ここからはパパパッと5つの辛かった事を紹介してみましょう。
その1:眠気
ほんっとに辛いです。私は風邪薬でもとんでもなく眠くなりやすい体質なのですが、抗うつ剤では眠気の出る薬が多いです。
例えば、授業中や仕事中にうつらうつらとなる程度の眠気なら、まあ仕方ないと割り切って頑張る事はできるのですが、それ以上の眠気となってくると話は別です。
即座に医師に相談、もしくは調剤薬局に電話して副作用の確認をします。
うつらうつら以上の眠気が分からない人へ説明すると、全身が痺れて眠くなる感じです。
まず全身が麻酔に掛ったように痺れ、起き上がることが困難になります。更に常時一瞬で寝落ちできる眠気があり、そもそも意識を保てません。
私が眠気の副作用で「あ、来たなこれ」と思う場合は大体この症状が半日以上続くので、仕事どころか日常生活すら不可能になります。この薬は諦めるしかないです。
まあそもそも、うつらうつらしてしまう時点で車の運転なども出来なくなってしまうので、眠気の出る薬は非常に辛いなと仕事的には思います。
その2:ふらつき・倦怠感
こちらは身体がふらふらしてしまう、常にだるいといった症状です。
風邪にも似ていますが、体温の上昇は無い為に風邪よりはマシ、といった具合でしょうか。
ただこちらも、我慢出来るかどうかの辛さのレベルがあります。
ふらつき・倦怠感の副作用がMAXまできてしまうと、もう立ち仕事は不可能、うちに帰っても身体のダルさが限界まで来てるので寝るしかないです。
一番酷くこの副作用が出た時は、インフルエンザの高熱が出た時くらいに全身がダルく常にふらふらしてしまって普通に辛かったです。
寝ても治らないので、薬が抜けるのを待つしかないのも苦しいですね。
その3:吐き気
こちらの副作用は色々な意味で辛いです。
まず普通に吐き気があるので、気持ち悪いです。オエッとなるのが日常生活でも度々あり、辛くなるたびにトイレに駆け込んで俯き続けることになります。
しかもこの吐き気は副作用でなっているので、調子が良くなってからご飯食べようなんてこと出来ません。
常に吐き気がどこかにいるので、下手に食べてしまうと吐いてしまうし、かといって食べないと体に悪いし……で、食べることがちょっと苦手になってしまった事がありました。
食べるのが苦手になると、そのまま食欲が減退していって、体重が減って余計に体調を崩しやすくなります。私は一度副作用なのかよく分からずこれをやってしまって、吐き気からの食欲不振で体重が6キロは落ちました。
吐き気だからって、甘く見てると大変だということです。
その4:不眠
ド定番な辛い副作用です。うつの症状としても現れますが、どちらでも眠れないという事は非常に辛いことで、不眠によって多くの不快感が現れます。
副作用で現れる不眠は、個人的には薬の覚醒作用で眠れなくなってしまう場合が多いです。頭がハッキリとしてしまい、軽い興奮状態に近くなってしまって眠るに眠れないという状態です。
もしくは薬によって不安感が増大してしまって、夜部屋を暗くしても何か頭の隅に引っ掛かるような感じになり、常に考えてしまって眠れない、というのもあります。
不眠の何が辛いかというと、私は寝付けないその次の日です。
寝付けないこと自体も辛く、夜中にずっとウダウダやってしまって気づいたら朝になる、というのも精神的にキツイのですが、朝になって活動しないといけないという状態になってから眠れなかったことによる体調の悪化、体力の減少、集中力の低下など様々な事が起きてしまいます。
普段なら出来るはずなのに……という状態が続き、また夜になっても疲れたから寝れる、という訳でもなく何故か寝付くことが出来ない、その繰り返し……。
とても辛いことなので、もし不眠の状態が出てしまう場合は薬を変えるか、もしくは睡眠導入剤の使用を検討した方がいいと思います。
その5:性機能障害
ちょっと男性目線の話になってしまいますが、これ結構辛いことがあります。
なんでしょう、言葉にするのも難しいのですが、性的な機能が落ちてしまうと全体的にやる気が低下してしまうというか……。ちょっと普段のやる気等のパフォーマンスに影響があったりします。
パートナーがいる場合には尚更で、やはり不甲斐無い部分を見せるのは精神的にちょっと苦しいです。
薬の変更や、もしくは改善する薬を処方してもらうのが一番だと思います。
アルコールは止めとこう
さて5つ書き出してみましたがいかがだったでしょうか。
記事を終わりにする前に、番外編としてアルコールの事について書かせて頂きます。
絶対に言えることは、抗うつ剤を飲んでいる間は禁酒した方がいいということです。
もし薬を飲んでいる方がいらっしゃったら、その薬を検索してみてください。大体のものはアルコールについて書かれていると思います。
私が飲んだことのある抗うつ剤は、全部アルコール禁止でした。
何故なら、副作用が強く出てしまうから。
実際にお酒を飲んでしまった事が何度かあるのですが、大体次の日寝込みます。もう脳ミソぐらぐらして気分が落ち込んでやる気も食欲も無くなります。
……実は今回寝込んでしまったのはこれが原因で、缶ビール一本くらいたまには、と思って飲んだらそりゃあ大変なことになりました。
しかも飲んでいる間にも問題があり、アルコールが普段よりも強く出てしまいます。要するに酔いやすくなるということですが、肝機能の低下が出る場合があります。
私の場合、主観的には速攻で酔っ払ったくらいなのですが、周りから見ていると顔が斑点みたいに赤くなったり白かったりしてると言われました。普通に危ない状態ですね。
身体の為に、服薬中はアルコール禁止。守った方がいいです。
終わりに
今回は薬の副作用について書いてみました。私も抗うつ剤を飲む前までは副作用を軽くみていたのですが、実際自分で飲んでいて辛くなると考えを改めました。
薬は正しい飲み方を守ること。
一番基本で一番大事なことだと思います。
次回の更新は、ちょっと気になる事が出来たので、多肉では無いですが植物関連の話を書こうと思っています。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
宜しければ次回も宜しくお願いします。
投稿:2019年10月23日
改稿:2019年11月28日
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