今日も鬱だけど一歩だけ歩いてみる

ゲーム、多肉植物、その他色々……好きなことをちょっとずつご覧ください。

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多肉植物の挿し木! 1か月後の様子を確認してみる。

おはようございます、霧涼アリカです。

 

天気が安定しないけどジメジメ暑い今日この頃、皆様元気でお過ごしでしょうか。私はぼちぼち元気です。

7月になりまして、多肉たちも植え替えてから1か月が経過しました。

ずっと月下美人しか育ててこなかった事もあり、挿し木は初めての試みだったので成長が心配。

 

ということで、今日は多肉たちが元気に育っているのか確認していきます。

特にオチもなくのんびりした内容ですが、宜しければ最後までお付き合いください。

 

 

多肉植物の挿し木! 1か月後の様子を確認してみる。

 

 

金鯱&ドラゴンフルーツはどうなった?

ガチャガチャで引いた種から育て始めた二つですが、去年はうまく育てられず微妙な成長となりました。

植え替えで多少は一個当たりの広さを確保できたので、根の伸びも向上できるのではないかと予想しております。

 ↓今までの成長記録

www.utudemoippo.work

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まず金鯱。

ちょっと画像だと分かり辛いですが、一回り以上大きくなっております!

植え替え前は赤くて成長が心配な状態でしたが、徐々に緑が増加してサボテンっぽくなってきました。

トゲも鋭さを増しており……来年の植え替えで刺さらないか心配です。

触りたくないので根の伸びは分かりませんが、かなり順調に育っているようですね。

 

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次にドラゴンフルーツ。

こちらはグングン大きくなってきて、三角の茎が立派になってきました。

ネットで調べると、この茎がどんどん大きくなるはずですが……ここからずっと成長し続けるのか予想できないですね。月下美人くらいドでかくなるのかな?

 

ちなみに一緒に植えてある適当にぶっ挿しておいた火祭りと月兎耳は、なんか自由に成長していました。特に火祭り。やけにバリバリ増えてます。

多肉って生命力すごいなぁ、なんて思いますね。

 

切って挿した多肉たちは根を張ったのか?

多肉を増やす、もしくは形を整える方法として、切って土にぶっ挿す方法があるのは皆様ご存知でしょう。

え? そんなんで枯れたりしない?

私はやる前にそんな事を思っていました。根っこが無いと不安になります。

 

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一ヶ月後、そこには何故か花が咲いた多肉が!

 

こやつ雷童と言いまして、生まれ的には丈夫な品種であると私は覚えていたのですが……え、花咲くの?

しかもこれ、切ってぶっ挿したやつなんですよ。根っこが無い状態から1か月で花咲くって、生命力が溢れすぎて意味分からないぞ。

葉がつやつやしてるのから分かる通り、非常に元気です。見た目は珍しそうな品種ですが、丈夫で雑に扱っても平気な良い多肉ですね。

 

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お次は月兎耳、黄金&福です。

一目で成長したな! って感じはありませんが、引っ張ってみるとしっかりと根付いているのが分かりました。

上の黄金の方は、ちょっと本体が枯れ気味で心配だったのですが、挿しておいた方は意外と元気に育っているようです。福兎耳は余裕そうですね。

ふわふわ可愛い。

 

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ちょっと心配なのが熊童子。

元々成長が遅めな品種だからか、根付きが悪いように思います。軽く引っ張ってみると土ごとめくれそうだったので慌てて戻しました。

一応は小さな葉が出てきて伸びてはいますし、触った感じも水不足は無さそう。ゆっくりと見守るしかないかなと、軽く乾かし気味な管理で育てていく予定です。

 

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そしてファンファーレ。

縦に伸びた!!!

言い訳をすると置き場所が無くてですね、半日陰の場所に置かざるを得なくて……徒長しましたね、これは。

ただ一番早く根付いたのがファンファーレで、元気自体はメチャクチャ良いです。元の株もちっちゃい葉が沢山出てきていて、増やす楽しみがありそう。

 

ちらっと隣にいる火祭りは、もう言う事ないくらい元気なので省略。

こいつ元気な葉っぱを挿しとけば無限に増えますね。鉢を一つ真っ赤に染めてみるのも面白いかもって思ったり。

姉妹種も育ててみたくなります。

 

終わりに

今回は植え替えてないので取り上げませんでしたが、月下美人は順調にのびのびしております。

ただ半月前に突如雹が降ってきたことがありまして、その流れ弾を受けてダメージを受けた部分があるので少し杞憂。

 

真夏になると多肉たちは基本的にお休み期間になりますから、それまでいっぱい育ってくれると嬉しいですね。

また何所かに多肉を探しに行きたいなーと思いつつ、ここらで〆させて頂きます。

 

それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

また次回も宜しくお願いします。

 

投稿:2020年7月3日

 

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月下美人が根腐れ!? 復活させた対処法!

おはようございます、霧涼アリカです。

 

去年当ブログでは、ずっと育てている月下美人の記事を書きました。

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 その際、普段よりも注意深く観察していたのですが、気付きました。

 

……あれ、何か様子がおかしい。

 

タイトル通り根腐れを起こしてしまったのですが、そこからが大変。

現在は無事に復活をさせる事が出来ましたが、色々と手を尽くして対処することになりました。

何処かの月下美人ユーザーの助けになればなと記事を書きますね。

 

宜しければ最後までお付き合いください。

 

※なお、当時はメチャクチャ焦っていたので画像少なめです。

 

月下美人が根腐れ!? 復活させた対処法!

 

 

これって根腐れ?

まず状況としまして、去年は大きな台風が複数やってきました。

外に出しっぱなしにするのは危険なので部屋の中に取り込み、そのまま例年よりも早めに室内で管理することに。

後で気づきましたが、これが問題の発端。

長雨で湿度が上がり、尚且つ密閉性の高いアパートの室内。根腐れする環境が整ってしまったわけですね。

 

私が根腐れだと断定したのは以下の様子があったからです。

  • 水やりをした時、明らかに水が受け皿へと流れる速度が早い
  • 乾燥させているわけではないのに葉に水分が届いていない
  • 葉の先から枯れるような状態が発生している

これらから、『どう考えても水を上手く吸っていない』と判断できたんですね。

根っこに異常が起きていると考えるのが妥当でしょう。

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水分が減っていて柔らかい

これは当時の葉っぱの画像ですが、水分量が減って柔らかくなり皺が出来ているのが分かると思います。

成長はしているようでシュートは伸びているのですが、成長の様子が鈍く先端から枯れるような雰囲気もありました。

 

対処法としては、根を乾燥させて植え替えるのが一番です。

しかし季節は12月、時期が悪すぎる……。

 

植え替えを強行する or そのまま水やりせずに春を待つ

この二択となったわけですが、私は植え替えを行う事にしました。

 

理由としては、このまま放置して根っこが完全に腐って株全体に被害が出るより、最小の被害で済ませようと思ったからです。

もし、これって根腐れかな? と思った方は、出来るだけ早めの対処を行う事をおススメします。駄目になるのが一部で済むならそれが一番ですからね。

 

根腐れの対処法

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真冬だけど植え替えるしかない・・・・・・!
  • 株を鉢から取り出し、古い土をよける
  • 根腐れしている根を取り除く
  • 1週間ほど風通しの良い場所で乾燥
  • 新しい土で植えなおす

基本的にはこの流れになりますね。

上から順に、どうしてそれを行うのか解説します。

 

取り出して古い土を避けるのは良いとして、根腐れをしている根を取り除くのは非常に大事です。

そのままにしていると腐った箇所から徐々に健康な根まで被害が出てしまうので、しっかりと除去しましょう。

根腐れしている根の特徴は、茶や黒く変色、妙な匂い、といったものがありますね。

 

それと、取り除く際に使用するハサミにも注意しておきたいです。

不衛生な物を使用してしまうと、断面から菌が入ってダメージの元となります。アルコール消毒で綺麗するといった事を行ったほうが良いでしょう。

 ↑個人的に好きで使っているやつ。食品にも使えるので安心。

 

除去が出来たら、しっかりと乾燥。

これは腐らせた原因の細菌への対処です。湿度が好きって事は乾燥が苦手ですから、ガッツリと乾燥させましょう。

この時、株が水分不足でしなっしなになりますが、グッと我慢。

月下美人は多肉なので乾燥への耐性はありますし、無事に乗り切れればキッチリ復活しますので、心を鬼にして乾かします。

 

最後に新しい土。

これはとても大切です。前に使っていた土が勿体無いのは分かりますが、土自体が悪くなっている場合がありますので使い回しはダメージを広げる原因にもなります。

せっかく乾燥させて治る直前なのに、また振り出しに戻るのは辛いですからね。

安全に植え替えるためにも、新しい土を用意したほうが無難です。

 

プラスαですが、根を除去するときに余計な葉を剪定するのも有効です。

根っこが元の状態と比べて減りますから、株全体で必要な水分量を減らす目的ですね。枯れてしまったり元に戻りそうに無い葉を切ってしまえば被害は少ないですから、少し思い切って切るのもアリかと(私は結構バッサリいきました)。

 

月下美人のその後

植え替えを行った月下美人ですが、冬の間はしなしなの状態が続きました。

生育のシーズンからは外れているので回復までは至らなかったです。

しかし枯れることは無く、ある程度はそのままの状態で越冬。

 

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現在、無事に新しい葉を出して元気に成長中です。

よかった・・・・・・!!!

葉が激減したのが原因かもしれませんが、今まで中々生えてこなかった茎からも新しいシュートが伸びてきたりして、前よりも元気になった感じすらあります。

 

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久しぶりに土のほうからシュートが伸びてきたのでかなり嬉しい。

今年も花を咲かせてくれるといいなと、日々見守っています。

 

ちなみに、

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もしもの時に備えて元気そうな葉を挿しておいたら新しい芽が生えてきました。

・・・・・・やっぱ月下美人って生命力高すぎない?

 

終わりに

今年で10年目の我が家の月下美人、まだまだ元気に育ってくれそうで良かったです。

10年も育ててますからね、もうペット感覚。根腐れして枯れるかもって時は私が病みました。

祖母が育てていた月下美人は20年物でしたから、私もそれを目指して育てたいですね。

 

それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

また次回も宜しくお願いします。

 

投稿:2020年6月5日

 

 

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金鯱&ドラゴンフルーツを植え替えた! 種からどこまで育ったかな

おはようございます、霧涼アリカです。

 

昨年に種から育て始めた金鯱サボテンとドラゴンフルーツ、気温的に植え替えの時期となりました。

冬に色々とありましたが、果たしてしっかり育ってくれてるのか・・・・・・。

 

途中経過ってことで、記事にしてまとめておきます。

種の頃はこちら↓

www.utudemoippo.work

 

宜しければ最後までお付き合いください。

 

金鯱&ドラゴンフルーツを植え替えた!

 

 

1歳になった金鯱とドラゴンフルーツ

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発芽した後はタッパーに穴を開け、適当に土を入れて育てておりました。

金鯱は本来、緑色になるはずなのですが真っ赤な状態・・・・・・。夏に日焼けさせたまま上手く育ってないような気がしますね。

一応は天辺がちょっと緑色になってるやつもいるので、ここからの成長に期待しましょう。

 

ドラゴンフルーツはそこそこ大きくなり、三角な茎がにょきにょき出てきました。

ただ脱落者が多少出ており、大きく育ったのはあまり多くありませんね。

タッパーなので底が浅く、根っこが深くまで伸びないのも影響しているのかな?

 

ちなみに何か違うやつが混じっていますが、これらは取れたり根腐れしかけたやつを適当にぶっ挿して置いたものです。

挿しただけで育つのかなぁ、なんて思いながらの実験ですね。

 

さぁ、それでは引っこ抜きましょう。

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根っこが伸びてる!

 

冬に土をしっとりさせ過ぎていたのに気づき、乾燥気味に育てていたのが良かったのでしょう。水を求めて根を伸ばしてくれたようです。

順調に成長しているようで一安心。

 

適当に挿しといた月兎耳と火祭りが予想外に根を出しているのは驚きですが。

生命力ってすごい。

 

植え替えですが、今回用意したのは育成用ポット(黒いアレ)とホームセンターで売ってた多肉とサボテン用の土です。

3つずつ程度で小分けにして、広々大きく育ってくれることに期待します。

 

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真っ直ぐ植えたかったけどバランス悪くて斜めになってしまった・・・・・・。

ま、タッパーに比べたら格段に広いですし、栄養を取り合うことも少ないので去年よりも育つでしょう。

 

画像で見るとパパッと終わったように見えますが、とんでもなく苦戦した部分があります。

 

 

 

 

 

トゲ痛ッッッたい!!!!!!!

 

 

 

 

いやね、去年はこいつらトゲ生えてたけど、ふにゃふにゃしてたんですよ。

なので「まだ軍手とかいらんやろwww」って思ってですね、油断して素手で植え替え作業をしたんです。

 

刺さったよねトゲ。3,4回くらい。

 

まずドラゴンフルーツの時点でサクサクする。去年はふわふわしてたのに今年はサクサクしてるんですよ。

大問題は金鯱。

こいつ1歳のくせにもう凶器だ・・・・・・。

 

思い出します。

あれは小学校低学年の頃、近所の公園に行く道に大きなサボテンを育てている家があったんですよ。

柱サボテンってやつで、当時の私はサボテンなんて全然知らなくて「このトゲって痛いのかなぁ」なんて思って触りました。

ぶっすりいきましたね。

普通に馬鹿です。

泣きながら抜こうとして途中で折れてメチャクチャ焦りましたし、とどめに祖母から「心臓に流れて刺さるぞ」なんて言われたので子供霧涼は大泣きです。

ギャグになんねぇよ!!!

 

・・・・・・来年は軍手して植え替えようと思います。

 

ついでに多肉の切り戻ししてみる

適当に挿して置いたやつらが発根したので、おそらく成功するでしょう。

なんか伸び伸びと成長していますし、切って良い感じな見た目にしたいです。

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伸びたやつ&良い感じに育ってくれそうなやつを選んでカット。

黄金月兎耳、福兎耳、熊童子、火祭り、雷童、ファンファーレです。

 

ここから少し乾燥させて、水を求めたところで土にぶっ挿しておけば切り戻しは成功なのですが・・・・・・またもや問題。

写真のように寝かせた状態だと曲がって成長してしまい、綺麗な育ち方をしてくれないと何処かの記事で読みました。

 

お洒落に瓶に挿しとくと良いって話ですが、そんなもん我が家にありません。

じゃあどうする?

 

 

・・・・・・・!

 

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天才か!?

洗濯ばさみ合体させて差してみました。これはいける。

何日か風通しの良い所で乾燥させて土に挿してみます。ちゃんと発根してくれるといいなぁ。

 

終わりに

暖かくなって植物の成長フィーバーな季節となりました。これからどれだけ育ってくれるのか楽しみです。

外出はまだ不安ですが、家でのんびり楽しもうかなと思います。

 

それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

また次回も宜しくお願いします。

 

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投稿:2020年6月1日

 

 

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簡易温室と植物用ライトを1ヶ月使ってみた! 効果はあったのか感想をあれこれ

 おはようございます、甘い物食べたい霧涼アリカです。

リンゴとチョコレートが特に食べたい・・・・・・。

 

さて、以前作成した簡易温室ですが、使用して1ヶ月が経過しました。

 ↓こちらの記事ですね。

www.utudemoippo.work

毎日使用してみた結果ですが、

  • 簡易温室は微妙
  • 植物ライトは効果アリ?

って感じでしたね。

 

具体的にレビューしていきますので、宜しければ最後までお付き合いください。

 

簡易温室と植物用ライトを1ヶ月使ってみた! 効果はあったのか感想をあれこれ

 

簡易温室の効果は?

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温湿計で管理しながら1ヶ月見ていたので報告します。

  • 温度は室温+1、2℃あるかな? 程度
  • 湿度は少し高めになって70~60%くらいになる

と、こんな感じです。

ほぼ無意味かなと思う点もありつつ、多少は効果がある部分もあります。

 

温度

無加温なので、室温と同程度にキープできれば問題なし。つまり目的の達成は出来たってことですね。

窓際に置いてあるので、多少の隙間風でも冷えることが無いのは良いと思います。

 

温度キープが出来たということは、暖める方法を追加してあげれば暖かい温室にすることも可能ですし、発展させることもできますね。

 

湿度

温室は湿度が上がってしまうと以前の記事で書きましたが、簡易温室でも少々湿度の上昇が見られました。

室内が60%を切っているのにも関わらず、温室内は常に60~70%で安定。

蒸れて根腐れは無いですが、カビが発生するリスクがありますからちょっと不安になりますね。

 

一応対策として一番下に衣服用の乾燥剤、その上にスノコを置いて、その上に多肉たちを・・・・・・とやってみましたが湿度に効果があったようには見えませんでした。

カビが出るようなら更に対策しないとと思います。

 

その他

植物ライトと併用しているので、ライトの光を遮ってくれるのが一番の効果でした。ピンクの光なので、生活するのに邪魔ですからね。

あと、温室を作るなら完全密閉は止めたほうがいいと思いましたね。

 

水やりの回数は減らしますが、土が湿ればそれが蒸発して湿度が上がります。簡単な蓋を付けている簡易温室でも、水やり後は湿度が70後半になっていました。

密閉してしまうと湿気が逃げず、土も乾きにくい状態が保たれてしまいますから、多少は空気の通りを確保したほうが健康な状態を確保できるかなと。

 

植物ライトの効果は?

 購入して使用してみたライトがこちら。

LEDが2本と3本のタイプがありますが、私は3本の方を2,800円程度でアマゾンにて購入しました。 
電源がUSBなのですが、2.0A以上のアダプターを使わないといけないことだけ注意ですね。
 
 
毎日9時間(12月からは12時間に変更)使用してみたので、そのメリットとデメリットについて紹介していきます。
 

メリット

成長する

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赤と青の光が成育に効果があるとのことでしたが、この1か月観察していた様子では『種類によっては目に見えて効果がある』と思いました。

そもそも冬場の休眠期なので、成長自体はどの種類も遅いです。なので、特に成長が止まってしまうタイプは変化が分かりませんでしたが、幾つかの多肉は成長しているようでした。

 

まず、ファンファーレ。

www.utudemoippo.work

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 以前は薄緑っぽい色だったのが、中央を中心に色が鮮やかになったと思います。色と共に成長もしているようで、ほんの少し大きくなっているかなと。

少々上に伸びた気もしますが、徒長というより成長したって感じですかね。

 

次に火祭り。

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 実は綺麗に紅葉しないかなとしばらく外へ出しておいたのですが、その結果がこちら。

 

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見事に真っ赤になりました。

ただちょっと水を切らし気味に育てすぎたので、回復の為に温室へと移動させたという経緯があります。

2週間程度ライトで育ててみた様子がこちら。

 

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中心の色が緑に戻っているので、成長する状態に戻っているみたいですね。

外よりは暖かいので、紅葉が褪めて成長パターンに入ったのではないかと思います。

つまり『植物ライトで成長させることは可能かな?』と個人的には感じました。

 

 

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ゴーラムは小さいのが出てきたかな?

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キンシャチは色がちょっと緑に近くなってきました
タイマー機能が便利

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左から、電源、タイマー、光らせる数、光の強さになってます

機能についての話ですが、購入したライトは自動でオンオフしてくれるタイマーが付いていました。

オフタイマーは3,9,12時間で、その時間を過ぎると勝手に電源が切れます。

夜になっていちいち電源を消さずに済むので、非常に便利です。

 

それと説明書には書いてなかった気がしましたが、自動で電源をオンにしてくれる機能もあったみたいです。

時間設定のボタンは付いていないのですが、24時間ごとに勝手に電源を入れてくれる機能ですね。

 

8時に電源オン→ タイマーで電源オフ →翌日8時に勝手に電源オン →以下ループ・・・・・・

という風になってくれるので、毎日早起きして電源を入れる必要が無いです。

最初知らなくて「・・・・・・寝ぼけてつけたっけ?」と自分を疑いましたが、機能に気づいてからは安心して寝られるので嬉しかったです。

 

 

作りはそこそこ頑丈

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値段がお安めなので不安になるところですが、個人的には使っていて丈夫だと感じました。

クリップの部分は強めですし、ライトのアームも結構動かしていましたが弱ったりはしませんでしたね。

ライト自体の耐久性はまだまだ使ってみないと分かりませんが、期待できるかなと思ってます。

デメリット

正直ほぼありませんが、言うとすれば2つだけ。

気にする部分ではないので、個人的にはノーデメリットかなと思ってます。

ほんの少しライト部分が暖かくなる

LEDなので熱はほぼ発生しませんが、触ると若干「・・・・・・温いかな?」ってくらいの温かさがあります。

何かに触れて火災になることはほぼ無いとは思えますが、気になる方は気になるかもってくらいですね。

電気代がちょっぴり掛かる

ライトなので使用に電気が必要ですが、これもLEDなので消費電力はとても低いです。

27wなので、ライトよりもこれを書いてるパソコンの方が電気代が掛かっているはず。

十分無視できるデメリットかなと。

 

植物ライトの総括

予想以上に便利で使える、かな?

まだまだ冬は長いのでどうなるかは分かりませんが、ライトだけで育てるのも可能だと思われます。

使用を検討している方には価格も手ごろなのでお勧めですね。

終わりに

湿度の対策さえ上手くできれば完璧なのに・・・・・・!

初めてのチャレンジだったので色々と失敗もありますが、無事に多肉たちを冬越し出来るように頑張りたいと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

また明日も宜しくお願いします。

 

投稿:2019年12月14日

 

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家に植えてはいけない植物って知ってる? 3パターンから解説します

毎日ギリギリおはようございます、霧涼アリカです。

 

今回の解説は、家に植えてはいけない植物

園芸が趣味だと、色々と育ててみたくなりますよね。お店で買ったり、知人から譲って貰ったりと、入手手段も様々です。

 

しかし、植えてはいけない植物というのも存在します。

今回はそんな植物を大きく3つのパターンに分けて解説していきますので、宜しければ最後までお付き合いください。

 

 家に植えてはいけない植物って知ってる?

 

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植えてはイケナイ!スレ系

2ch発祥で、植えると大参事になってしまう為に栽培禁止となっている植物です。

w.atwiki.jp

『花ゲリラ』ってなんぞ? という人もいると思いますので軽く説明しますと、空地や道沿いなど土のあるところへゲリラ的に苗や種を植えて、花を勝手に咲かせよう! という行為の事です。

 

その他2ch園芸板『植えてはイケナイ!』スレというものがありますが、これらの掲示板で『植えると駆除困難or人に危害がある』ものが指定されています。

 

幾つか紹介させていただきますと、

ミント

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分類:爆発物

フレッシュな香りで、増えても料理に使えるし……と思いますが、鉢植えならまだしも地面に直接は大変危険です。

 

なんと言っても、圧倒的繁殖力

雑草レベルでガンガン増えていきます。

生命力も雑草レベルで、うっかり放置して大繁殖してしまった場合、他の植物の分の栄養を奪って増えていきますので庭がミントに占領されます。

 

駆除するのが非常に困難なので、地植えは止めた方がいいでしょう。

 

私の実家でもミントが爆発的に増えたことがありましたが、なんとミントは世代を重ねるにつれ香りが薄れていくんです。

最初は料理に使えるーと思っていましたが、数年後には何の匂いもしない雑草がうっそうとしているという状況が……。

 

サザンカ

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分類:生物兵器

 

サザンカ自体に危険性がある訳ではなく、害虫を呼びやすい為に危険指定されています。

特にチャドクガの餌となるので、手入れを怠っていると繁殖し大量のチャドクガが……。

 

毒を持った毛に触れてしまうと皮膚炎が起き、痒くなって赤い発疹が出来てしまうので近寄りたくない害虫です。

 

ワルナスビ

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実の画像しかなかった……

分類:その他(爆殖+カメムシ召喚+棘+全体に有毒成分)

雑草なので育てようという人はいないと思いますが、花は普通のナスに似ているのでうっかり育ててしまう場合もあるかもしれません。

 

ワルナスビの何所が悪いかといったら、もはや全部です。

  • 強力な繁殖力で他の植物を駆逐する。特にナス科の植物は連作障害を引き起こすので育てるのが難しくなってしまう。
  • 臭いカメムシの温床となる。
  • 引っこ抜くにも大きな棘があるので邪魔
  • 毒を持ってるので実も危険

という、まさに『悪』ナスビ。

 

プランターでなら大丈夫という訳にもいかず、鳥によって実が運ばれた場合は近所にも生えてしまう可能性があります。

結果的に地域で増殖する原因になりますので、栽培禁止です。

 

 

3つ程紹介してみましたが、これらは規制されているわけではなく、あくまで『植えると危ない可能性が高い』という理由でリスト化されているだけです。

ただ周りに被害があるかもしれないので、育てる場合は確実に管理できるようにして楽しみたい植物たちですね。

 

 

 法律で規制されている系

上ではマナー的な植えてはいけないでしたが、こちらは法律として定められたものです。

植物で法律と言いますと芥子や大麻が分かりやすい例かと思いますが、それ以外にも禁止されている植物があるので是非覚えておきたいところです。

 

www.env.go.jp

『特定外来生物』という日本の生態系に悪影響を与える生物に植物も含まれており、16種が指定されています。

 

法律なので破った場合には罰則もあり、趣味でも許可なく栽培した場合には1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金。

野外に植えたり蒔いたりした場合には、3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金です。法人だった場合には1億円以下の罰金ですので、とても重い罪ですね。

www.env.go.jp

 

どういう植物があるのか、ちょっと見てみましょう。

 

オオキンケイギク

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引用:http://kyushu.env.go.jp/wildlife/mat/m_2_3.html

綺麗な黄色い花で、元々は冬のグランドカバーとして利用したり、ポット苗としても流通していたりしました。

しかしあまりにも強靭すぎるため、在来種を駆逐する可能性があるとして、環境省が平成18年2月に『特定外来生物』に指定しています。

 

法律でダメなら抜かないと! と思った方、もし近所で見かけて抜いたとしてもそのまま運ぶと『生きたままの運搬』となって、法律で罰せられてしまうのでお気を付け下さい。

『抜いた場所』で袋に入れて枯らしておけば大丈夫なので、燃えるゴミとして出してOKです。

 

 

その他にも色々な種類の植物がありますが、大体のものが『生態系を脅かす恐れがある』という理由で指定されています。

  • 強い生命力
  • 旺盛な繁殖力
  • 在来種の繁殖を妨害

といった理由が主で、悪用されるというよりは、環境を守る為に禁止されていますね。

 

在来種と似た種類で、交わって雑種を作りだすことで元々の種を減らしてしまう。

というような物もありますので、日本の生態系の為にも栽培は絶対禁止です。

 

言い伝え系

ここまでは物理的に危険だったり、法律で禁止されていたりな植物でしたが、最後は言い伝えとして『植えてはいけない』植物です。

 

www.jstage.jst.go.jp

面白い資料がありましたので、興味のある方PDFを読んでみてください。

 

昔の人が庭に植えると縁起が悪いと考え、言い伝えとして残っている植物ですね。

  • 名称の語呂合わせ
  • 植物の性質・形状
  • 信仰
  • 家相

等など……。

 

例えば、

『ボケの花を家へ持ってくると親が死ぬ』というのは花の名前と「ぼける」を掛けたものですし、カラタチは『カラ(空)』の字を嫌って禁忌とされています。

サカキは神の木、イチョウはお寺に植える木だから家に植えてはいけない、というように信仰として良しとされていない場合もあります。

 

↑の資料を読んで頂ければ分かりますが、地域によってもかなり違っているので一概には言えません。

場所や家が違えば言い伝えが変わっている事も多いので、より詳しく知りたい方は年長者の方に聞いてみるのが一番でしょう。

 

 

直接的に害のある植物ではありませんが、昔からの言い伝えとしてそう言われている場合もあるパターンでした。

それに長い歴史の中でそう言われていたということは、育てていて何か悪い事が起きて、それを忘れないように教訓として残っている場合もあったりするかもしれません。

 

信じるか信じないかはあなた次第、的なものですので、気にしない方は普通に育てて良いんじゃないかなと個人的には思います。

 

終わりに

今回は植えてはいけない植物について記事にしてみました。

周囲に迷惑をかけてしまうものや、規制されているもの、言い伝えがあるもの等、様々なタイプの『植えてはいけない』がありましたね。

 

法律以外は『あくまでそう言われている場合もある』という事ですので、栽培の如何に関しては個人の自由だと私は思ってます。

管理の出来る範疇で楽しむのが、人にも植物にも一番ですからね。

 

それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。

また次回も宜しくお願いします。

 

投稿:2019年12月4日

 

 

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キモイ?可愛い? 宇宙的な魅力の多肉『ゴーラム』の育て方やあれこれ

おはようございます、アドセンス合格した霧涼アリカです。

 

先日ホームセンターへ行きまして、面白いのないかなーと園芸コーナーを見ていたら発見したんです。

ずっと欲しかったゴーラムだ!

 

好みが分かれる多肉だとは思いますが、個人的には宇宙的神秘を感じる見た目が気に入っている品種です。

 

あれこれ調べてみましたので、宜しければご覧になって行って下さい。

 

 

キモイ?可愛い? 宇宙な魅力の多肉『ゴーラム

 

 

ゴーラムって?

ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物です。

クラッスラ属というと、以前紹介した『火祭り』と一緒ですね。

 

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それではどんな多肉なのか、写真を見てみましょう。

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一見なんだこれ? って思う見た目をしていますね。

別名『宇宙の木』と呼ばれており、この葉っぱの先端のラッパみたいな部分がクレーターに似ているからそう名付けられたという説もあるそうです。

 

原産は南アフリカ。物凄く独特な植物なように思えますが、よく知られているカネノナルキの一種です。葉っぱの生え方が変化してこうなったそうな。

 

特徴はやはりこの葉っぱですね。光沢があり、サラセニアのようなラッパ型の形をしています。

 

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見た目からすると、別の星の植物のように感じてしまう姿です。

先端のフチが赤く色づいているので、一株だけでも色合いがあって可愛らしいですね。謎の生物が口を開けているようにも見えますが。

 

触ってみると固く、とてもツヤツヤしています。中身が空洞のような入ってるような不思議な感触で、記事を書く傍らちょこちょこ触ってしまいます。

 

成長すると茎の部分が木質化し、ゴツゴツとした感じになるそうなのでよくある多肉とはちょっと違う雰囲気ですね。

成長スピードは遅いですが、大株は50センチ程になるので省スペースな観葉植物としても需要がありそうです。

宇宙好きな人の部屋には合うかも?

 

購入する場合、私はホームセンターで見つけましたし、実は以前の足利フラワーパークでも販売していたみたいです(後から知った)。

多肉は一期一会な所がありますので、逃さずゲットしておきたいですね。

 

ちなみにカインズで購入しましたが、お値段は398円でした。

大きさ的には妥当かな? と思います。

 

 

育て方

以前の火祭りは耐寒耐暑ともに高かったですが、ゴーラムはどちらもあまり強くありません。

同じ属だから同じ育て方ではなく、それぞれに合った育て方をしていきたいですね。

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生育は春秋型で、乾燥を好み日差しも好きなので日の当たる風通しの良い場所がベストです。肥料は与えずとも良く、水やりは乾いてからたっぷりあげましょう。

 

夏は直射日光を浴びると弱ってしまいますので、半日陰か遮光ネットを使用して休ませて上げるのが大切です。多肉なので乾燥に強く、水やりは頻繁に行わないようにしましょう。

 

冬の耐寒気温は5℃を目安にして、寒い地域では室内に退避させると良いと思います。程よく寒さに触れさせてあげると口みたいな赤い色づきが良くなりますし、日光が好きなので室内で育てる場合も日中は日に当ててあげたいです。

 

増やし方は葉挿し挿し芽どちらも大丈夫で、乾燥させてあげてから土に挿してあげれば、上手くいけば根を出して増えてくれます。

 

多湿に弱いことに注意しておけば、大体の多肉と同じように管理できますので、気になった方は是非購入して育ててみて下さい!

 

終わりに

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ゴースあるいはゴスム。

可愛いようなキモイような、不思議な魅力の多肉でした。彼女からは「え、なにそれ」と若干引かれていますが・・・・・・。

大量の謎生物が口を開けているみたいに見えて、面白可愛いと思うんですがね。

 

流石にもう今年は多肉が増えることは無いと思いますが、冬に突入してきて色々とやることが残っていますので、報告がありましたら記事にしていこうと思います。

 

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

 

投稿:2019年11月22日 

 

 

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寒い日が増えてきた! 多肉&サボテンの冬越しポイントを再確認しよう!

おはようございます、昨日は寒くて二度寝した霧涼アリカです。

 

最近暖かい日があったと思ったら急に寒い日があって、体調を崩しやすい季節の変わり目になってますね。

西高東低の気圧配置になって、冬がやってきたなと感じてきましたので、ここで多肉やサボテンの冬越しの注意点を再確認していきます。

 

多肉初心者にとっては一年で最大の山場となる冬の季節。

枯らさず元気に春を迎える為に、気を付けるポイントが幾つかありますので宜しければ最後までお付き合いください。

 

 ※私の個人的な判断も含まれているので、鵜呑みはしないようお願いします。

 

寒い日が増えてきた! 多肉&サボテンの冬越しポイントを再確認しよう!

 

 

その1 気温

まず気を付けるのは寒さ、気温についてですね。

冬に成長するタイプの多肉でも、寒さに強い訳ではないので寒さ対策は必須です。

 

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冬越しに必要な気温ですが、種類によっても変わってくるのでお手持ちの多肉やサボテンを一度調べてみるといいでしょう。

 

大体のものならば、耐えられる最低気温は5℃程度。耐寒性に優れている種でもマイナス2℃くらいが気温の目安となります。

一応5℃とは言っても、育ててきた感覚的には2、3℃ぐらいまでなら耐えてくれる印象ですので、そこまで神経質になる必要はないでしょう。

 

お手持ちのものの耐寒温度を把握したら、次は置き場所について考えます。

一日で一番寒いのは朝方、その時間帯にどうやって管理すれば良いのかです。

 

置き場所は屋外か室内の二択になると思いますが、基本的に室内ならばおおよそ大丈夫だと思います。もちろんお住まいの地域によっても変わりますが、室内ならば氷点下を数時間――という事は少ないです。

 

問題は屋外で、朝方どれだけ気温が低くなるかをしっかりチェックしておきましょう。

一瞬氷点下になる、程度ならば大丈夫かもしれませんが、何時間もとなってしまうと大体の多肉達には死の世界です。

一晩で完全に枯れてしまう場合もありますので、屋外で管理するのならば最低気温の確認、可能な寒さ対策を万全にしておきたいですね。

 

ビニールやプチプチマットを巻いておく、発泡スチロールの中に入れる、といった事でも寒さ対策は出来るので、屋外管理の場合は多肉の種類と気温に相談しましょう。

寒さに弱い種類では、対策をしていても外は厳禁な場合もあるので要注意です。

 

あと、室内を暖めれば大丈夫としたとき、暖房器具と植物の位置には気を付けておきたいです。

暖かいことは悪くないですが、温風が直接植物に当たってしまうとダメージになってしまうので、直接当たらない場所や風の向きを気にしておきましょう。

 

 

その2 日当たり

屋外で管理するのならばあまり問題になりませんが、室内ですと日当たりに注意しなければなりません。

春秋型の多肉やサボテンは冬に休眠期に入るので、成長しないんじゃないか――と思いますが、冬の日当たりは春の成長にも関わってくるので超重要です。

 

露骨に成長することはありませんが、長い冬の間に日差しに触れていないと、葉が日光に弱くなってしまいます。

そのまま春になって外へ出そう! とやってしまうと、日光に負けて葉が日焼けする可能性が出てきてしまうのです。

 

室内での管理は、南向きで日当たりのある場所に置いておく、もしくは昼間の暖かい時間帯に外へと出して日光浴をさせてあげる、といった方法で冬でも日を浴びせてあげましょう。

 

少し電気代がかかっても――という場合は、植物用のライトが販売されているのでそちらを利用するのも手だと思います。

 

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 私は簡易無加温温室?っぽいものを作成し、ライトを使って現在育てています。

なんとなくですが、ファンファーレの色が濃くなって元気にしているみたいなので、ライトでも日光の代わりは可能じゃないのかな、と思っています。

LEDなので電気代も安くすんで、熱の発生も抑えられるので安心ですしね。

 

 

 

その3 風通し

 お次は風通し、湿度の問題です。

 

冬だから空気が乾燥してるし……と思うところですが、冬こそ特に室内に入れている場合は湿度管理は大切です。

意外と土の湿度は高くなっており、風通しを良くしておかないとカビが生える要因になります。

 

他にも冬は水やりを控えますが、たまにあげる時に土の水分が上手く乾かず、鉢の中で多湿状態になってしまい根腐してしまう可能性も出てくるのです。

 

空気がこもりがちになる冬だからこそ、風通しを良くして、多肉やサボテン達に心地よい環境を整えてあげたいですね。

 

湿度計を用意して、鉢の周辺の湿度がどの程度になっているか確認すると数字として分かるので管理がしやすいでしょう。

 

 

その4 水やり

冬に休眠期となる種類の多肉やサボテンは、水やりを非常に少なくするのは常識ですね。

大体月に一度とか、種類によっては冬の間完全に断水する場合もあります。

 

水やりのタイミングですが、土が乾いてからは当然として鉢の内部の水分も乾いていると良いでしょう。

なので土表面が乾いてから数日は置いておいて、それから水やりをすれば内部で水分が多くなり多湿状態になる事を防げます。

持ち上げて水分が乾いているかどうかを重さで判別できれば、一番いいと思います。

 

乾かしすぎて心配になる、というのは誰しも思うところですが、多肉やサボテンは内部に水分を多く保有しているので大丈夫です。

ちょっとやそっとの乾燥ではめげませんので、冬はきちんと乾燥気味に管理してあげると喜んでくれるんじゃないかな、と私は思っています。

 

 

温室を使うのはアリ?

冬越しをしようと思った時、まず出てくるのが植物用の温室ですね。

ホームセンターでも購入が出来て、設置しておけば簡単に冬越しが出来そうなイメージがあります。

 

↑こんな感じのやつですね。

 

温室があれば室内に入れられない植物も屋外で管理できるので、非常に便利です。

ただ、幾つか注意しなければならない点があるので気を付ける必要があります。 

 

まず、高温注意

冬で外なのに? と思いますが、例えば冬でも天気の良い日に車に乗る時、少しむわっとした空気を感じますよね。

温室は全面で日光を取り入れられるので、その効果がとても高くなってしまうのです。冬で外なのにサウナ状態になってしまうんですね。

 

少し日を遮れるものを上に掛けたり、置き場所を注意するなど気をつけたいです。

 

次に、多湿状態

温室は密閉した空間になるので、閉めっぱなしにしていると空気がこもってしまいます。

これによって温室内の湿度が上昇してしまい、根腐れの原因になってしまうのです。

 

少し入口を開けておいたり、温室内の湿度に気を配ったりしてあげたいです。

 

最後に寒さ

温室なのに? となりますが、温室とはいえ加温している訳ではないので朝方などはそれなりに冷えてしまいます。

よって寒さに弱い品種は温室があるとはいえ外へ出さないようにする必要があります。

 

園芸用のヒーターなんかもありますので、外で管理したい場合は使用すると良いかもしれませんね。

 

 

 

あると便利な物

・温度計や湿度計

管理をする時に温度や湿度を肌感覚で感じるのは難しいので、数字として分かる物を用意すると目で見て分かるので非常に楽です。

 

簡単なものならば100均でも購入できるので、持っていない人は是非購入すると良いと思います。

最高気温と最低気温を記録してくれる物もあるようなので、使用するとかなり管理が簡単になりそうですね。

 

 

・プチプチマット

100均で購入できるお手軽な保温アイテムですね。

寒い地域など、やっぱり心配って場合に巻いておくと多少は寒さから守ってくれるので安心できます。

気軽に購入できるので、買い物に行くついでに買ってみるのも良いかもしれません。

 

 

終わりに

冬は毎年やっぱり心配になってしまう季節ですね。

色々と対策してみても、実際どうかなと不安になっちゃいます。

何年も育てている株だとしても、一晩で大ダメージを受けてしまう可能性があるのでしっかりと対策しておきたいところです。

 

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。

また次回も宜しくお願いします。

 

 投稿:2019年11月19日

 

 

 

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【多肉植物】儚そうで意外とタフ! 月下美人についてあれこれ

どうもおはようございます、霧涼アリカです。

 

今日の主役は、

月下美人となります。

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名前を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。少々珍しいですが知名度は結構高いと思います。

私は月下美人を育てて9年目に入りまして、今我が家には9年目の株が二鉢あります。

色々な失敗や、成功したことなどもありますので、どういった植物なのかを紹介すると共に月下美人について皆様に知って頂ければと思います。

宜しければ、最後までお付き合いください。

 

 

儚そうで意外とタフ! 月下美人についてあれこれ

 

 

 そもそも月下美人とは

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 サボテン科クジャクサボテン属に分類される森林性のサボテンです。

先日紹介したドラゴンフルーツとは近縁種になりますね。

 

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名前について


学名はEpiphyllum oxypetalum ですが、それよりも英名の A Queen of the Night の方が分かりやすいですかね。直訳で『夜の女王』とは、何とも偉大なお名前です。
 

 和名である『月下美人』という名前の由来は、時は大正12年、1923年に遡ります。

 

昭和天皇がまだ皇太子だった頃、台湾に訪れたことがありました。
その際にこの花を目にし、当時台湾駐在大使の田氏に名を尋ねたところ、田氏は花の事を知っていたのか、それとも偶然か、「月下の美人です」といった具合に答えたそうです。
それが広まり、現在日本では月下美人という名が広まっているそうな。

 

 

原産や生態

原産はメキシコなど熱帯雨林地帯で、森林性サボテンと呼ばれます。
うっそうと繁ったジャングルの中で、古木の幹や腐葉土やコケの層に根をおろして着生生活を送っているそうです。

ちなみに月下美人は園芸用に改良された品種ではなく、原種そのものです。
サボテンと聞いて思い浮かべる感じのものではなく、昆布っぽい葉とパイプみたいな茎の植物ですね。棘も生えていません。

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昆布っぽい葉っぱ(茎)


生育の特徴としては、暑さ寒さに弱く、水を割と好むが湿気は苦手、といった感じです。

夏の直射日光では葉焼けしてしまいますし、冬は霜が降りる温度なんて耐えられません(せいぜい2℃くらいまで)。

ただ環境への適応能力が高く、それなりに慣れさせておけば多少過酷な育て方をしてもしっかりと育ってくれるので可愛いやつです。

土が乾いたらたっぷり目に水を与えますが、過湿には弱いので根腐れだけ注意します。私は8年目にやらかして枯れさせかけました……。

 

日本の住宅事情的な問題にもなりますが、月下美人はかなり大きく育ちますので注意が必要です。

高さ1~2メートル程になりますし、ある程度は大きくないと蕾を付けないので育てる必要があります。行燈仕立てで育てることになりますが、ノビノビと育てると手を付けられない状態にまで育ってしまいます。成長もなかなか早いです。

 

花について

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大きさ比較。結構大きいです

花言葉は「はかない美、儚い恋、繊細、快楽、艶やかな美人」。7月19日の誕生花です。

 

月下美人と言えばこの白い大輪の花ですね。

一晩だけ咲く神秘の花、なんて印象ですが、生態的には結構強靭な作りとなっております。

月下美人は植物ですから、受粉する必要があります。しかし咲くのは夜。誰に受粉の手伝いをしてもらうかというと、コウモリです。

花はサッパリした化粧品みたいな匂いでして、その匂いでコウモリを引き寄せています。匂いの強さは、一輪咲いていれば室内でもベランダで咲いているのが分かる程です。

コウモリが近づきやすいように花は上を向いて咲いていますし、動物相手なので花弁も強靭。花言葉と違ってかなりパワフルですね。

 

ちなみに花は食用にも使えます。サラダ、酢の物、スープとして使えるとか。

一度生で食してみましたが、噛むと少しネチョッとして花の香りがしましたね。

 

『一年に一度しか咲かない』なんて都市伝説もありますが、これは普通に嘘です。

月下美人の体調にもよりますが、頑張ってくれると6~10月の間に4回ほど咲いたこともあります。

しかし一晩しか咲かない、というのは事実です。

夕方ごろから徐々に開き始め、夜10時頃に満開、その後は徐々に萎んで朝方にはくたっと垂れてしまう。短い間しか咲きませんが、その間にギュッと魅力が詰め込まれた素晴らしい花だと思います。

 

咲いている姿を保存したい場合は、ホワイトリカーに漬けておくと咲いた状態のまま保管することが可能です。

少し花弁が半透明になって、これはこれで綺麗なのでチャンスがあったら是非やってみてください。

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宇宙人的なシルエットかも

 

 

 育て方

超雑でも育つ月下美人

 名前からすると非常に難しい植物だと思われがちですが、そんな事はなく寧ろ初心者向けとも言える程簡単な品種になります。

 

基本的には成育は春と秋。

土が乾いたら底に水が流れるくらいたっぷりあげ、日当たりと風通しの良い場所に置いておけばオッケーです。肥料はクジャクサボテンと同じものを使い、月一程度でも十分育ちます。

 

夏は湿度と日差しに注意……ですが、外に出して管理しておけば大体何とかなります。日差しで葉焼けしようが普通に育ちますから、台風の時だけ室内に入れて湿度に気を付けて根腐れさせなければ余裕です。環境適応能力が高いので何とかなります。

 

冬は11月頃に室内に入れ、最低温度にさえ気を付けていれば水やりすらしないで放置でも大丈夫です。休眠期に当たりますので、水は必要ないということで完全に断水しても春まで余裕です。

ちなみに部屋の温度を上げて成長に適する環境を整えておくと、冬でも成長します。

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一つだけ必要な事

 注意点があるとすれば【花が咲くまで時間がかかる】ことです。

 

挿し木で増やした1年目の株から育てますと、早くて2年は育て続ける必要があります。 

つまり、それまでずっと昆布みたいな葉っぱを育て続ける必要があるわけです。

 

育てるのに必要なものがあるとすれば、それは育て続ける愛情

 

土の渇きを気にしたり、日差しや湿度を気にしたり、冬の気温を気にしたり……少しの放置はできますが、完全放置で育てる事は不可能です。

それに花が咲く大きさになっても、一年の内で大体はただの緑。美しいわけではありません。

それを受け入れて育て続ける愛情がなければ、月下美人を長く育てる事は出来ないと思います。

 

それと、月下美人は20年以上育てることが出来る多年草なので、一度育て始めると非常に長い期間育てることになります。途中で放置することが無いようにだけ、お願いしたいです。

 

入手方法

常に蕾を付けていたり咲いていたりしないので、一般の園芸店では置いている事はまずありません。

なので、既に育てている人から増やした株を分けてもらうのが一番簡単な手段だと思います。

購入してでもという人は、ネット販売で月下美人が出品されていることがありますので、そちらを検索してみてください。ただ大きさによって値段が変わりますので、咲くまでの時間を短縮したいという人は大きい株を買うと良いでしょう。

 

儚くないぞ月下美人

ついでなので育てていて思った儚くないエピソードを紹介します。

  • 花が咲く以外は背が高い昆布。

  • 生育期間なのに忙しくて水やり忘れ。あれ、肥料もやってない気が。→でも普通に成長してる。

  • 遅れに遅れて7月中旬に植え替え7/17→気づいたら蕾み付いてる7/28→咲いた8/1。超適当でも咲く。

  • 冬だから水やり控えるか→調べたら水やらない人もいるらしい→一ヶ月以上水やらなくても大丈夫だった。むしろ成長してた。

  • 成長速度がかなり早い。何日か目を離すとシュートや葉が伸びてる。

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この棒みたいなのがシュートで、ここから葉が生えてきます
  • おかげで伸びすぎて全体のバランスが崩れ、整えるタイミングを逃すと部屋で育てるのに苦労するサイズになります。ってか、なってる。

  • 花を咲かせるのに全力。儚い、なんて言うと深々と咲くようなイメージですが、かなりパワフル。
    初めて咲いたときは「こいつこんなに全力で咲かせようとして大丈夫なのか」て思うくらい。一晩で咲く為に全力を出してます。

 

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この状態が19時

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そして満開が22時くらい。3時間でブワッと咲きます

花が一晩しか咲かない以外は、儚さとは無縁ですね。
なお、その花も数時間で満開になりますが、開いたときのサイズが20センチ。
そんなデカイのが短時間で開くんですから、力強さをひしひしと感じます。

 

とまあ、結構酷い育て方もありましたが、割とここまではやって大丈夫でした。
なぜこんなにタフなのかというと、自分の月下美人が特別なわけではなく、月下美人自体が適応能力が高いんです。元々が着生植物なものですから、ある程度の状況には対応出来ちゃいます。

 

 

感想と終わりに

 書きたいことの半分くらいは書けたかなと思います。

高校2年の夏から育て始め、もう9年目に突入した月下美人の栽培。

実は切っ掛けはゲームで、単語として月下美人が出てきて、何となく調べて一目ぼれして育て始めました。

完全初心者だった私でも花を咲かせられたので、もし綺麗だな、育ててみたいなって人は、チャンスさえあれば挑戦してみてほしいです。

 

一から育て始めた月下美人が咲いた時の感動は、やってみないと分かりません。

その姿に、匂いに、魅了される数時間は、とても幸せです。

 

年数回の、たった数時間の為にずっと育て続けられる。

そんな魅力が、月下美人にはあるのです。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

また次回も宜しくお願い致します。 

 

 投稿:2019年11月15日

 

 

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【多肉植物】真っ赤に燃える美しさ! クラッスラ属『火祭り』のあれこれ

おはようございます霧涼アリカです(シンプル)。

 

足利フラワーパークで連れ帰った多肉達ですが、今まで数種類程度しか育ててこなかった私にとって、新しい発見と新たな育て方が出てきてとても楽しいです。

今日はその中でも一番分かりやすく、ここ数日ちょっと気にしている多肉のご紹介となります。

 

クラッスラ属『火祭り』

 

名前からしてなんか凄いですが、思ったより初心者向けの品種となりますので、宜しければ最後までお付き合いください。

 

 

 

真っ赤に燃える美しさ! クラッスラ属『火祭り』

 

 

火祭りってなに?

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クラッスラ属『火祭り』

ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物です。

原産は南アフリカで、耐寒耐暑性どちらも高く初心者でもとっつきやすい品種となっております。

 

一番の特徴は、何と言ってもその名の通りの

元々赤みがかった色の葉っぱをしていますが、良く管理してあげると真っ赤に紅葉して周りの多肉植物とは違った色合いの魅力を出してくれます。

緑が多い多肉の中で、燃えるような赤がとても映えますね。一つの鉢に群生させても綺麗ですし、寄せ植えのアクセントとしてもピッタリだと思います。

 

生育も早く、あまり成長を実感しにくい多肉植物としては日々の変化を感じ取りやすく育てていて楽しい品種でしょう。

葉っぱがチューリップのような開き方をしていて、内側から新し葉っぱが出て徐々に上へと伸びていくタイプとなりますのでバランスを整えるのを気を付けてあげたいですね。

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初心者向けとなる理由ですが、まず多肉植物であることから乾燥への耐性があること。
水やりを頻繁に行う必要がないので、育てる本人が疲れずに済みます。

 

そして暑さ寒さへの耐性が非常に高いこと。

春秋型の生育をする火祭りですが、なんと真夏の直射日光にも耐え、冬の霜が降りる気温にも耐え抜く耐性を持っています。流石にマイナス何度を長期間耐えることは出来ませんが、春から秋は日差しに良く当て、冬はほどほどで室内に取り込んであげれば元気に育ってくれるでしょう。

 

 

 

育て方

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前述の通り春秋型の生育をしますので、基本的には一般的な多肉と同じ育て方です。

 

春と秋は良く育つので、土が乾いたら水をあげる。日差しを当て、風通しを良く。

 

夏は通常なら強い日差しに参ってしまう品種が多いのですが、火祭りは耐性が高いため直射日光を受けても平気みたいです。

後述する紅葉を綺麗にする方法にも関わってきますので、もし元気が少し足りないかな? という時は夏場でも遮光をし過ぎずに日に当ててあげましょう。

 

冬は寒さへの耐性もありますので、氷点下を下回らなければ屋外へ出して日光を良く浴びさせることが大切です。逆に早く取り込んでしまって日光不足や、寒さを受けないことによって紅葉が上手くいなくなってしまう場合があるので気をつけたいです。

 

肥料は基本的にそれほど必要なく、逆に多いと生育が鈍ったり紅葉の妨げとなるようです。

 

 

紅葉を綺麗にするには

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緑と赤のコントラストがとても綺麗可愛い


大切なのは、日光に当てること、水を与えすぎないこと、寒さへ触れさせること、です。

 

日光と乾燥を好む傾向にあるので、十分に日の当たる所へ置き、水やりは成育期間は乾いたらあげる事を守るのが第一ですね。

それと肥料もあまり必要がないので、植え替えの際に土に少量混ぜておくだけでも十分足りるそうです。多すぎると紅葉が上手くいかないので、綺麗に育てたいからと可愛がりすぎるのは遠慮した方がいいかも。

 

秋から気温が冷えてきましたら、すぐさま室内に取り込まずに屋外で寒さに当てることも重要です。耐寒性は十分ありますから、朝方にちょっと氷点下になる程度ならば耐えてくれます。

中途半端に暖かいと完全に紅葉してくれないので、少々心配ですが外で頑張って耐えていてもらいましょう。

 

 

感想と終わりに

紅葉が特徴的な火祭りですが、私個人としてはとても困りました。

なんて言ったって、今まで分かりやすく紅葉するタイプの多肉を育ててこなかった!

 

2週間ほど前に購入した火祭りですが、昨日見たところちょっと緑が多くなってきたような……ということで、色々調べてみた次第です。

 

とりあえず温室に入れていたところを外に出し、よく日に当ててみることにします。紅葉はこれからが一番赤く色付くみたいですので、しっかり真っ赤になったらまたご紹介したいなと。

 

そういえば購入ですが、人気が高く初心者向けなので秋頃にはよくお店に並ぶみたいです。時期的に外してしまう場合は、やっぱりネット購入ですかね。

 

新しい多肉と触れると、どんどん知識も経験も増えるので楽しいです。

次の春が待ち遠しいのと同時に、しっかりこの冬を乗り切れるか心配になってしまいますね。頑張りたいところです。

 

それでは今回はここまで。

最後までお付き合い頂きありがとうござました。

 

投稿:2019年11月14日

 

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【金鯱&ドラゴンフルーツ】種から育てるって出来るの?

おはようございます、最近多肉に偏ってる霧涼アリカです。

 

前回の記事はお読みいただけたでしょうか?

 

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今回はその続きで、手に入れた種を栽培してみようってお話です。

 

ガチャを5回くらい回して色々と入手したのですが、将来的な大きさや環境(あとついでに多年草かどうか)を考えて、『金鯱』と『ドラゴンフルーツ』を発芽させることにしました。

 

調べてみると、ドラゴンフルーツは比較的種から育てられるみたいでしたが、金鯱はやはり既に株になっている物が多い……。

 

かなり失敗多めの内容になりますが、宜しければお付き合いください。

 

 

【金鯱&ドラゴンフルーツ】種から育てるって出来るの?

 

 

 金鯱ってそもそも何?

漢字で書くと何か厳つい感じがしますが、キンシャチサボテンの事です。前回の記事で最後の方に出てきたデッカイサボテンですね。

サボテンの中でも『サボテンの王様』と呼ばれています。

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サボテン科タマサボテン属の、まん丸トゲトゲでよく売ってるサボテンって印象です。

 メキシコ中部が原産地となりますが、野生でいるのは非常に珍しくレッドリストの絶滅寸前に指定されています

 

大きさは最大で1メートル以上、寿命は30年と言われ(日本には推定140歳のやつもいるそうです)花が咲くには20年以上の株でないといけないそうな。

そんな特徴から『はかない夢』という花言葉もあるみたいです。

 

一番の魅力は、やっぱりこの立派に育つ丸々さ。そして棘の綺麗さや、天辺に生えてくるもこもこした毛が可愛いですね。

 

園芸用に品種改良されてあまり大きくならないようにしてあるものも販売されているみたいなので、大きいのはちょっと、という人は園芸店で購入すると良いと思います。

植物園で種から育てたものなら、おそらく大きく育ってくれるでしょう。

 

 

ドラゴンフルーツってどういう植物?

お次はドラゴンフルーツですが、こちらは季節によっては果実をスーパーでたまに見かけることがありますね。果実の見た目が龍の鱗のようだからこの名がついたと言われています。

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しかし、そもそもドラゴンフルーツというのは通称で、サボテンに成る果実をそう呼んでいるだけです。

 

正確には、サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテン等の果実の事ですね。

等、というのは日本で流通しているドラゴンフルーツはその見た目から大雑把にしか分類されていないからです。品種としては20以上の物があり、実が赤いものから白いもの、皮の部分が黄色い物、それぞれ別種になります。

日本では特に区別せず、ドラゴンフルーツという名前で園芸用として流通しているみたいです。

 

ではドラゴンフルーツの生る『サンカクサボテン』とは何なのか

サボテンとは言いますが、上の金鯱のような一目見てサボテンという感じではありません。

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こんな感じの、三角な『茎』が伸びて育つサボテンです。葉っぱに見えますが、サボテンなので葉は棘になっており、緑色の昆布みたいなのは茎になります。

原産はアメリカ等。砂漠の植物ではなく、熱帯の森で育つ森林性サボテンになります。

 

花言葉は『燃える心』『永遠の星』

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大きくてとても綺麗な花とのことです。沖縄で見たり、確かハワイで花を見るツアーがあったような覚えがあるので、もしかしたら南国に行った際は見ることがあるかもしれません。

 

 

 

金鯱&ドラゴンフルーツの種を蒔こう

軽い紹介のつもりが思ったより長くなりましたので、早速行きましょう。

なんせブログにするつもりがなかった(当時6月)ので、写真が少ないです。

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キンシャチの種と蒔く土

まず金鯱から。

どうやら土に蒔いて発芽させられるみたいなので、パラパラっと蒔きました。土はサボテン用のに赤土を重ねてます。

そして普通に水を掛けてしまうと種が小さくて流れてしまうので、腰水で水やりをすることになりました。

ラップをしているのは温度を上げるためで、これで日向に置いて発芽温度にするつもりです。一応穴を開けて通気性は取りました。

 

お次はドラゴンフルーツ(分かりづらいのでサンカクサボテン呼びしない)です。

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こっちはキッチンペーパーを湿らせて置いておけば発芽するらしいので、これでラップをして同じように放置してみます。

 

 

 

次の日

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なんかよく見ると出てきてました。

発芽は早いと調べて知ってはいましたが、異常な速度です。

 

 

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蒔いてから一週間も経つとこの通り。もこもこ出てきます。

 

……で、これ以降なんですが少々家庭の事情で忙しくなってしまい、写真を撮っておりません。

 

約5か月経った今の姿が次の写真になります。

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芽が出てからは一番下の双葉が生えてきて、その後中央の三角茎がニョキニョキ伸びてきました。今はさらにちっちゃい茎が左右から出てきていますね。

 

実は忙しくて、キッチンペーパーのままかなり放置してしまいまして、正直ダメかなと思ってました。なんたってカビまで生えてましたし。

しかし非常にタフなドラゴンフルーツ、すくすくと成長してくれました。

 

 

一方の金鯱ですが、こちらは種まきから2週間経ってから動きを見せます。

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よーく見るといます

 

ちょこんっと芽が出てきました。

そして時間は経ち、現在がこちら。

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芽が出た後は順当にサボテンっぽいのが出てきて、そのまま大きくなったって感じですね。

育てている間の事故としては、一度真夏の日差しを一日だけ受けてしまい、見事に日焼けして真っ赤になりました。画像の通りですね。

その後日陰に移動し、秋の成長を待っていたのですが今年は晴れの日が少ない……。

しっかり成長させることが出来ず、まだ真っ赤なままです。

 

 

 

冬越し前の大問題

まさにナウな事なのですが、先日簡易温室を作りました。

 

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そして金鯱とドラゴンフルーツも入れてあるのですが、ブログを書き始めてから色々と多肉の事を調べる機会が多くなったので知識がつきました。

気づいたんです。

 

 水やりすぎじゃね?

 

はい。実は発芽させる時に腰水で管理した後、そのまま惰性で金鯱とドラゴンフルーツを腰水管理してしまいました。

 

通常多肉植物やサボテンは、冬前になると水を与えるのを控えめにして乾かし気味にします。冬は成長しないので、水をやっても逆効果だからです。

 

さて、我が家の金鯱とドラゴンフルーツはどうかと言いますと。

 

大変しっとり感。

 

もう水をやらないで乾かすとかいうレベルじゃないです。

ついでに自由に育てすぎたのでかなり曲がって生えてしまい、このまま春の植え替えを待つのは少々厳しく感じます。

 

ということで突発的に立冬の日に植え替えを行うことになってしまいました。

とても丁寧に行い、元の土に戻せばダメージは最小限で済むはず……です。

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ピンセットで抜いたのがコチラ。

ドラゴンフルーツは結構根が育っていましたが、金鯱がごく短い根しかありません。水を与えすぎたことによって、根を伸ばさなくても成長できると判断したためでしょう。

 

土を乾かさないと、近くにあるのは……ドライヤー!

 

というアホな発想で乾かし……いや待て待て、熱したら土の微生物死なないか!? と気づいたので扇風機を引っぱり出してきて、ベランダで乾燥させました。

ただ、とてつもないじっとり感。

結局じっとり感が多少改善する程度までしか出来ず、株を抜いたまま放置も出来ないので植え直しました。

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戻すついでに数えてみると、ドラゴンフルーツが20本、金鯱が30本程ありました。

成長速度はドラゴンフルーツが上ですが、意外と金鯱も頑張ってたみたいです。

あとはどれだけ上手く根付き直してくれるか、です……。

 

 

そういえばサンカクサボテンってたまに三角形じゃないやつがいるらしいと調べている間に知りました。

我が家のはどうなんだと見てみたところ……20本中3本が三角形。

どうやら我が家のはシカクサボテンみたいですね。

 

 

感想と終わりに

 多分内部の土を乾燥させないと冬の間に根腐れしてしまうので、やったのは間違いないと信じたいです。

平年通りの気温ならば、11月中旬頃に朝の最低気温が5℃のデッドラインを下回りやすくなるので、それまではベランダの日陰に置いてみようかなと。

もうホントに元気に育って欲しいです。

 

それでは、今回はここまで。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

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投稿:2019年11月11日

 

南国!多肉だ!とちぎ花センターへ行って来た!(3月に)

おはようございます、最近寝付きの悪い霧涼アリカです。

 

今回はこいつらを紹介しよう! ……と思ったら、その前に入手した場所を紹介しないといけないことに気付いて急いで書いてます。

改めて、今回紹介するのは『とちぎ花センター』です。

栃木県民じゃないと知らない人は多いですよね。県民ですけど私は行く前まで知りませんでした。

 

誘われて行ったのですが、思った以上のボリューム! 楽しい!

一番テンション上げてたのが私だったというオチです。

あまりにも展示されている植物が多すぎてごくごく一部の紹介となりますが、宜しければお付き合いください。

 

※なお、行ったのは2019年3月です。現在とは内容が変わっている可能性があります。

 

 

 

 

南国!多肉だ!とちぎ花センターへ行って来た!

 

 

 

とちぎ花センターって?

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栃木県栃木市にある植物園です。

 

みかも山公園のふもとにある、とちぎ花センターは花の生産振興と併せて、花とのふれあいによる心豊かな人づくりを目的に栃木県が建設し、平成4年10月にオ−プンしました。鑑賞大温室や大花壇など花とのふれあいを目的とした施設が整備されています。季節に合わせた花の企画展やイベント、体験教室や各種園芸講座を開催しています。さらに、栃木県産の高品質で豊富な品揃えの花の販売所などもあります。

https://www.tochigiji.or.jp/spot/6152/

 

花の直売所から無料開放されているハウス、入館料410円で入れる鑑賞大温室、その他大きな花壇やバラ園があり、体験イベント等もやっています。

最近のところではドラクエウォークのイベントに選ばれたらしく、そのお陰で知って行ったという人もいるんじゃないでしょうか。

 

他にも色々なイベントを行っているので、行く前に一度調べてみると良いと思います。

 

非常に多くの植物が展示されているので、開花のタイミングも分かれています。公式HP から開花情報を調べることが出来るので、よければ調べてみてください。

 

開園時間は3~10月は9時から17時。11~2月は9時から16:30で、定休日は月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)となっております。

無料駐車場もあるので、車でも行きやすいかと思います。

 

 

 

そして一番の見どころはやっぱり大温室!想像以上に広いです。

 もう兎に角おススメなので、是非是非↓の紹介を見たら行ってみてください。

 

 

 

大温室は宝の山だった

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温室の長いトンネルを抜けると南国であった。冬の空気がむわっとなった。

 

雪国風に書いてみましたが、ホントその通りです。行ったのはまだ初春の頃だったのですが、中に入ると超南国! 季節が真逆です。

 

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地図で見るとそうでもないんじゃ? と思いますが、展示されている数と質が段違いです。もういっぱい、知ってるやつも知らないやつも大量です。

 

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パパイヤ

見るからに南国なパパイヤが生っていたり、

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NHKかどっかで見た気がする真っ赤なブラシの木や、

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なんとコーヒーまで実が生っていました。

まさか栃木でコーヒーの生を実物で見るとは……。

 

まだまだレア物まであります。

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偶然見ることのできたオオミトケイソウの開花!

下から覗いてみましたが、名前の通り時計のような花の形。関東北部では見る事の無いであろうこんな花まで見れるなんて、とちぎ花センターすごいです。

 

花とか葉っぱなんて食べられないじゃん、って人も大丈夫。

そんな人にはこういうものまで展示されています。

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香辛料です。

紛末の状態ではスーパーで並んでいますが、こうして地面に生えているのを幾つも見る機会はあんまり無いですよね。

食べられる系は最初のパパイヤ含めて、まだ色々とあります。

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木に生ってるカカオの実って、これは絶対植物園じゃないと見れませんね。

生活してて見るのは粉状になっているので、見つけた時は「おー!」と声に出してしまいました。本物だ! ってなりましたね。

 

花も食べ物も要らないって人向けには、最近話題のお金になるコレです。

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価格が高騰していてバニラ御殿まで建っているという話のバニラ(生)ですね。

私は高価な植物というのは詳しくないので分からないですが、目敏い人は他にも沢山のお高い植物を見つけられるかもしれません。

 

あとは目を引いたものは次の画像のカナリーヤシです。

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でけーっ! って上を見上げてました。

天上へ向けて真っすぐに伸びていて、しかも赤い印の所からこんなにも成長しているって凄いですね。成長したカナリーヤシもそうですが、しっかりと管理していた花センターの努力も見ることが出来ます。

 

 

さて、個人的にはここまで前座です。

一番テンションを上げたのはこの先のコーナーとなります。

※本当にごくごく一部しか紹介していないので、実際はもっともっと多くの植物が展示されています。この時点で気になった人は是非行って下さい!

 

 

なんだ天国か。多肉とサボテンの楽園

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南国コーナーを抜けると、サボテンが大量にお出迎えです。

もう一目見るだけで気になるのが鎮座していたり、周りを見るとサボテンだらけ。

一部になりますが見ていきましょう。

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大きなアロエベラです。家だとここまで成長させてしまうと管理が大変なので、植物園だからこそ出来る育成ですね。立派なお姿。

 

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岩場の方には小さな物から大きな物まで、様々な種類のサボテンがいます。

形も西部劇とかに出てきそうな典型的なものから、一番下のふにょんと生えている毛むくじゃらまで様々。

 

では、一番気になる所にいきましょう。

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デカイ!

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金鯱サボテンという名前らしいですが、物凄くでっかいです。

大人が余裕で抱きかかえられるサイズで、写真左の物は100歳くらいになるそうな。

とんでもなく見事でご立派なサイズですが、ここまで育てるのに人間で2世代掛かると考えると途方もない時間を感じます……。

 

ちなみに先日とちぎ花センターのフェイスブックで、この巨大な金鯱を格安で譲るという話があったみたいです。どうやら花センターの工事で金鯱達を冬の間屋内に入れられないとか。

応募者多数で現在はキャンセル待ちでの受付らしいですが、この大きさなのでキャンセルする人が出るだろうってお話でした。

なお、お値段は100歳株で1万円。破格ってレベルじゃないですね。

場所と環境と動かせるクレーンとトラックさえあれば欲しい所です……。

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上を見るとこんな感じ

 

サボテンばかりではなく、もちろん多肉植物も多く展示されています。

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花が可愛いけど茎がメチャクチャ刺激的なハナキリン。

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様々な種類の多肉達がずらりと植えられています。写真は一部だけで、左右にもっと多肉が植えられていました。

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なにこの・・・なに? なやつもいたり

 

 

ざっくりとした紹介でしたが、多肉&サボテンコーナーの後にも展示はあります。

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色を残して保存された花から、人気になっているハーバリウムまで、結構な種類の保存した花の類が展示されていました。

確かにこれも植物の展示ですよね。ちょっと博物館チックで新鮮でした。

 

 

忘れるところでしたが、今回の記事を書いた理由はこの次です。

次回以降で紹介する予定の多肉&サボテン、一体どうやって手に入れたのか。

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ガチャです!

 

一回100円で何かしらの種が手に入るガチャガチャ…………これはやるしかない。

 

実際に手に入れて育てた物はまた記事にするのでお楽しみに。

 

 

感想と終わりに

寝不足テンションで書き上げたので、多分妙な文章になっていることでしょう。

 

書きながら言った時の事を思い出していたのですが、楽しくて仕方なかったです。多肉とサボテンでハイになるってある意味ヤバそう。

でもそれくらい楽しい植物園だったので、機会があれば是非行ってみてほしいです。

記事にある植物以外に、もっと沢山の植物が出迎えてくれます。

 

 

……ちょっとはしゃぎ過ぎたので、今回はここまでとします。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

また次回以降も宜しくお願いします。

 

 

 

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投稿:2019年11月

 

お手々がかわいい! 多肉植物:熊童子(コチレドン)の栽培!

もう炬燵を出したいです。おはようございます霧涼です。

 

今回も足利フラワーパークで購入した多肉の紹介となります。

 

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多肉それぞれで得意な部分や、苦手な部分が多くありますが、今回の熊童子はちょっと弱めな部類の子となります。

これから育て始める自分向けにも、色々と調べてまとめてみたので、宜しければ最後までご覧になっていって下さい。

 

 

お手々がかわいい! 多肉植物:熊童子(コチレドン)の栽培

 

 

 

熊童子ってなに?

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ベンケイソウ科コチレドン属の多年草多肉植物です。

原産地は南アフリカで、園芸用として非常に人気の高い品種となっています。

 

コチレドン、もしくは熊童子と呼ばれていますが、その名前の由来は見ての通りですね。まるで熊の手のような形の葉っぱをしています。

 

人気が高いということで様々な種類があり、葉の色が斑になっている『熊童子錦』や少し小さくなって子猫のような『子猫の爪』などがあります。

どれも可愛いので、是非画像検索で調べてみてください。

 

 

 

特徴になるのは、やっぱりこの葉っぱの形ですね。

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完全にお手々!かわいい!

 

全体的にぷっくりとした形をしており、その先端にはまるで爪のように赤い突起が生えています。よく見ると産毛のようなものまで生えていまして、触ってみるとふわふわとしていて気持ちいいです。

この爪のような部分は紅葉していてこの色になっているようで、成長する季節には緑になっているらしいです。秋になると紅葉して、先端の赤みが増すとのこと。

 

話によると獣のようなちょっと変な臭いがするとのことですが、我が家の熊童子はまだ小さいからか臭いがしませんでした。残念。

 

 

成長の仕方は、葉っぱの中心から新しい葉が出て、上へと伸びる感じです。

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ちっちゃいお手々が出てきていて、もう可愛いしかないです。

 

成長の速度自体は遅いみたいなので、ゆっくりと伸びていくのを楽しみたいですね。

 

ある程度の大きさになったら秋頃にオレンジ色の花が咲くようなので、頑張って育てていこうと思います。

 

 

 

熊童子の育て方

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今まで紹介していた植物は大体が耐寒性を持っていたり、環境への適応性が高かったりと強い子ばかりでしたが、熊童子はちょっと弱い子みたいです。

  • 耐暑、耐寒性が共に弱い
  •  多湿に非常に弱い

と言うことで、1年を通して注意しながら育てなくてはいけません。

 

大雑把に育て方を分けると、春秋と夏冬です。

春秋は成長期、夏冬は休眠期となります。

 

春秋はまず成長しますので、土が乾いたらしっかりと水やりを。肥料は少なめです。

日光にしっかりと当て、風通しを良くして多湿状態にならないよう努めます。

植え替えや指し木の時期にもなりますので、1,2年に一度は植え替えを忘れないようにしましょう。

 

 

夏冬は休眠期に入りますので、特に気を付けます。

 

まず夏は、日差しと多湿。強すぎる日差しは弱ってしまいますので、半日陰になるような場所へ。そして梅雨の時期など特に多湿になってしまいますので、風通しの良さは絶対に守るようにしましょう。

 

冬は寒さ。耐寒性が低いので、凍るような温度では株がやられてしまいます。最低5℃を目安に、室内に取り込みつつ日差しを受けられるようにしてあげます。

 

そして夏と冬どちらも、水の与えすぎに注意します。

休眠期ですので最低限以上は水を吸う必要がなく、多肉なので乾燥に強いので葉が萎れるまでは与えなくても大丈夫です。

与えすぎれば根腐れの原因になり、葉が落ちたりベトベトする場合もあるそうなので注意です。

 

 

通年通して土を乾き気味に管理すれば良さそうなので、放置しすぎないでキッチリと葉っぱの様子を確認してあげて、水を欲しがっている様子が分かるように覚えておきたいですね。

毎日確認していれば意外と葉の元気については分かるようになってくるので、枯らさないためにも見てあげましょう。

 

 

 

感想と終わりに

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ユニークな形がとっても可愛い熊童子でした。

やっぱりこの見た目のせいか非常に人気な種類となりますので、時期によっては園芸店で入手できたりネットなら通年購入できるかと思います。

 

種類も多く、それぞれ違った見た目をしているので気になった方は是非調べて購入しましょう!

少し気にしなくてはいけない部分はありますが、そこを乗り越えてこその可愛さがあったり、愛情を感じたり出来るのです。

多肉仲間募集中。

 

 

さて、まだ記事にしていない多肉やサボテンが4記事分ありますので、気になる方は是非また遊びに来てください。更新は毎日朝か夜の7時になります。

カテゴリーの多肉植物をクリックしてもらえれば過去記事もありますので、宜しくお願いします。

 

それでは、ありがとございました。

 

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投稿:2019年11月9日

 

【多肉植物】デロスペルマ属『雷童』の育て方など色々まとめ

最近書き出しを迷ってます。おはようございます霧涼アリカです。

 

今回は先日買ってきた多肉植物のまとめを書くのですが……非常に困難となりました。

 

↓足利フラワーパークで買ってきたやつです。 

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雷童と調べると情報は出てくるのですが、そのどれもが違う情報だったり別の種類の話だったりと……。どれが正しいんだ!

 

という訳で、滅茶苦茶調べておそらく正しいであろう情報を纏めてみました。

宜しければ最後までお付き合いください。

 

 

 

【多肉植物】デロスペルマ属『雷童』の色々

 

 

 

雷童ってどういう植物?

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雷童

 

まず分類です。

ハマミズナ科デロスペルマ属Delosperma pruinosum種(和名:雷童)となります。

似た仲間としては、雪童やヌビゲナムという種類もありますね。

ちょっと珍しい種類になりまして、確実に購入するにはインターネットでの販売を利用すれば見つけやすいと思います。

 

 

 

ハマミズナ科というのが非常に種類が多く、その中でもマツバギクで混乱しました。

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マツバギク

デロスペルマと調べると先に出てくるのがマツバギクで、葉の形も似ている為に品種違いかな? となりましたが、少々違いがあります。

 

マツバギクには2種類あり、通常のマツバギク(Lampranthus属)と、耐寒マツバギク(Delosperma属)です。雷童は耐寒マツバギクの方の仲間になります。

寒さに強い種類の多肉、と考えてもらえると分かりやすいかと。

 

 

 

原産はアフリカ南部で、独特な形の葉が特徴的ですね。

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ぷっくりとした楕円形の葉っぱをしており、周りにはオナモミのような棘が生えています。それほど固くはなく、触ってみるとトゲトゲしてるなって感じるくらいです。

棘はあるもののサボテンではなく、多肉植物に分類されます。

 

 

枝分かれしながら上へと伸びる育ち方をして、茎のてっぺんからは小さな可愛い葉っぱが出て成長します。

 

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多年草になりますが、少し変わっている所として茎が木質化している所です。一般的な植物なら茎は緑色で多少固い程度ですが、雷童は古い茎が茶色く木のようになっており硬くなっています。

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若い茎は緑で柔らかい

 

 

春ごろに黄色い花が咲き、秋には葉が紅葉する種類もありますので一年中見ていて楽しい多肉植物だと思います。 

 

 

 

雷童の育て方

 

日差しや置き場所

基本的に風通しが良く直射日光のあたる場所に置きます。

ただ真夏の日光は強すぎるため、半日陰にしたほうが良いでしょう。

 

冬場は耐寒性がある為、霜が降りる程度ならば耐えられます。

室内に取り込んで日差しが足りなくなってしまうと春になって日光に負けてしまい葉焼けの原因になりますので、出来るだけ日光の当たるようにした方が良いです。

 

水やり

春、秋は良く成長する季節になりますので、土が乾いたらたっぷりとあげます。

夏は成長が鈍るので断水気味にし、葉が弱ってきたらさらっと土の表面を濡らしてあげましょう。

冬はあまり与えすぎると土が乾きにくく根腐れになってしまうので、1週間以上湿り続けないように月に一度くらいで土の表面が濡れる程度にします。

 

植え替え

基本的には春、もしくは秋でも大丈夫です。

植え替えの際に根を短くカットしてあげると成長しようと頑張ってくれて、元気な株になります。

カット芽挿しで増やす事も出来ますので、形を整える場合は春を狙いましょう。

 

土や肥料

調べても出なかったですが、多肉なので水分を葉の中に保有しているので多湿は嫌います。

一般的な多肉植物の土を使用し、肥料は控えめで良いかと。

 

 

 

 

 感想と終わりに

適度に調べて、と思ったら予想外に情報が出てこなくて焦りました。

 

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トゲトゲぷっくりした葉っぱが珍しく、少し変わった見た目をしているので珍しい多肉好きな人にはお勧めです。オナモミみたいな見た目をしていますが、特にくっ付いたりはしないです。

これからどういう成長をしてくれるのかとても楽しみな多肉ですね。花も咲かせてみたいところです。

 

耐寒性が高いので、冬場に枯らしてしまうかもと心配な初心者の方でも難しくないです。良いかもと思ったら、是非ネットで調べて購入してみてください。

 

 

情報が全然無くてあっさりした内容になってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。

また別の多肉も紹介していきますので、宜しければまたご覧ください。

 

 

ありがとうございました。

 

 

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投稿:2019年11月8日

 

【冬目前】多肉植物&サボテンの冬越し準備【簡易温室を作ろう】

ここ最近一気に冷えてきましたね。おはようございます霧涼です。

 

そろそろ朝の気温が多肉植物やサボテンのデッドライン近くになってきました。先日メチャクチャ寒いと思ったら5℃って……先に自分がやられそう(もう風邪ひいてる)。

 

去年までは冬越しの準備と言っても、そんなに育てている種類がいなかったので適当に室内で日の当る所へと置いていました。しかし今年は先日の足利フラワーパークで連れて帰った多肉達など、色々と増えてしまったのでそうはいきません。

 

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それじゃあどうするか。

 

冬越し用の簡易温室? っぽいものを作ろう!

 

あとついでに安く済ませたいので100均等で材料は購入してきました。

雑で不器用ですが、宜しければご覧になっていって下さい。

 

 

 

 

多肉植物&サボテンの冬越し準備【簡易温室を作ろう】

 

 

冬越しの簡易温室に必要な条件

 

 まず材料を用意したり作る前に、一体どのような物が今回必要になっているのか整理して考えてみます。

 

大きさは手持ちの多肉&サボテンが入ること。

 

温室を作ると言っても、今回は温度が下がりすぎることを防止目的です。一応去年までは室温で管理できたので、外気を遮断出来れば良いはず。

つまり、温める必要はない。

 

日に当たらなくては弱ってしまう。

→透明なビニールを使用する。

→植物用ライトを使って育てる。

このどちらかを採用。

 

と、こんな感じです。

 

日に当てることですが、今回は植物用ライトを使用します。実は今年あまり天気が良くなかったせいで日差しが足りず、それを補う為にもライトが必要だと思ったからです。

 

 

必要な物の購入

 

最初に植物育成用のライトを購入しました。

それがこちら。

 色々と似たものがあったのですが、とりあえず安くて良さそうだったので。

LEDなのは、熱の発生が無くて安全なことと、電気代の安さが理由ですね。

 

 

次に100円ショップで必要になりそうな物を購入。

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箱は家にあったやつですが、500円程で似たような物も売っていました。

ライトのお陰で日差しを遮断しても問題ないのでアルミシート。それと温度と湿度が気になるので、温・湿度計を買ってきました。

 

温室を作ったとしても、温まりすぎれば逆に株へダメージを与えてしますし、多肉やサボテンは湿度の高さが致命傷です。

今後の安定の為にも必要だと思います。

 

 

 

 

温室を作ってみた

 

では最初に、箱の底を段ボールで囲っておきます。

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温室を置く予定の場所は、見ての通りカーペットではありません。

なので床から冷えてしまうのを防ぐために、一応ダンボールで守っておきます。

段ボールは保温性や断熱性があるので、箱を用意しなくても大きい段ボールがあれば使うのもありだと思います。用意できれば発泡スチロールがベストかも。

 

 

それではアルミシートで囲ってみます。

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デカイ

 

 

ちょっと試行錯誤した結果、箱の周りを覆える程度の大きさにカットすることにしました。

 

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適当にテープで留めて、保温用の箱完成です。

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箱の穴を塞ぐ様にしていませんが、これは一応通気性? になるかなと思って、湿度が少しでも逃げるようにあえて貼らないでおきました。

 

 

それとアルミシートが余ったので、こちらは折りたたんで蓋にすることにします。

 

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夜はライトを当てる必要もなく室温も下がるので、これなら結構寒さから多肉達を守ってあげられそうです。

 

 

それではここに、ライトを設置してどうなるか見てみましょう。

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スイッチオン!

 

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ムラサキピンク!

 

 

赤と青の光が植物に良いらしいのでこれを選びましたが、なかなか毒々しい色をしてますね。いかがわしいっていうか、危なそう。

 

まあ良さそうなので、多肉を移していきましょう。

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実験場かな?

 

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蓋をするとこんな感じ

 ↑完全密閉は良くないかな? と思ってダンボールでつっかえを作りました。

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部屋暗くしたバージョン

 

めっさ危ない見た目してますが、ひとまず完成です。

 

光量などはまたあとで調整して、実際にライトを使ってどれくらい違うのかはまた暫く経ってから記事にしようと思います。

 

 

 

終わりと感想

今回はライトの導入もしたので、掛った金額は3500円くらいになります。

ライト無しでビニールを使用したとすれば、おそらく600円で出来るでしょう。

 

使ってみないとどうなのか分からないので何とも言えませんが、これがあれば今年の冬は乗り切れるはずです。期待してます。

 

 

では、ここまでお読み頂きありがとうございました。

また次回の更新も宜しくお願いします。

 

 

 

 

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投稿:2019年11月7日

 

意外と初心者向け? 筒がいっぱい食虫植物サラセニアの栽培方法

夜中からおはようございます、霧涼アリカです。

 

それでは前回の続きで我が家の食虫植物について纏めてみようと思います。  

 ↓前回のハエトリソウ編です。

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今回紹介するのは、食虫植物の中でも分かりやすい見た目をしているコイツ。

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サラセニアです。

 

この独特な形、売ってたら気になりますよね。私は衝動買いしました。

かなりの初心者なので拙い部分はあると思いますが、宜しければご覧ください。

 

 

 

 

食虫植物サラセニアの栽培

原産はカナダやアメリカ南部、東部で、湿地に生える多年草です。

サラセニア科ヘイシソウ属の植物で、ヘイシソウは漢字で書くと瓶子草。筒状の形がお酒を入れる瓶子に似ていることからその名が付いたようです。

 

春から初夏にかけて花が咲き、その花言葉は『風変わり』『憩い』

見た目が変わっていることや、昆虫が集まっていることから憩いの場、みたいにイメージされたものですね。

 

園芸用としても人気があるので、多くの種類が販売されております。私もホームセンターの園芸コーナーで購入しました。

 

そして一番の特徴はその形。

筒状の独特な形をしており、これで昆虫を捕まえて消化します。

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我が家のはマルーンという赤っぽい種類です

 

 

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細かい毛が生えているのが見えます

 

 

この筒は捕虫葉という名前で、蓋部分には蜜腺があります。しかも蓋と筒内部には下向きの毛が生えており、誘われた昆虫は蓋から滑って落ち、内部の毛のせいで抜け出す事も出来なくなります

筒の底には消化液があるのですが、種類によって差はあるものの、全体としてはあまり分泌されておりません。

それではどう消化吸収するのかと言うと、入った昆虫が内部に溜まってバクテリアが繁殖し、消化を助けさせて吸収するのです。

 

 

適当に落として溶かすのかなと思いきや、想像以上に狡猾な手段で栄養補給してるようですね。

写真の通り全部の葉っぱが筒になっているので、虫を捕まえる能力は非常に高いと思われます。どうやってこんな進化に行きついたのか不思議です。

 

 

 

意外と簡単? サラセニアの育て方

 

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園芸用として食虫植物のなかでは結構な人気のサラセニア。

それは見た目が変わっているからだけではなく、育てやすさからも来ています。

 

環境や日当たり

肥料が少なくて水はけ水持ちの良い用土か、水苔単体でも育てることが可能です。

暑さと、意外と寒さにも強く、1年を通して日当たりと風通しの良い場所に置いておけば、日本でも南の方は通年外で栽培できます。

乾燥に弱いことを除けば、環境への適応力はなかなかあるでしょう。

 

水やり・肥料

湿地帯の植物なので、湿り気が最重要です。前回のハエトリソウと同じく腰水で管理し、常に湿った状態をキープするようにします。

肥料は基本的に必要なく、虫もあげなくて大丈夫です。虫を消化するのにはエネルギーを使うので、自然に捕まえる以上は過剰になってしまいます。

 

植え替え

冬に休眠期に入るので、そのタイミングで植え替えを行います。葉の枯れた部分を切ったり、根っこが縦に長くのびるのでそれに合わせた鉢に植え替えたりしましょう。

植え替えするかしないかは、次の生育期の伸びが変わってきます。

葉っぱは春になると伸びてくるので、あまり切り過ぎると成長に良くありませんが、しっかりと剪定してあげると風通しも良くなるので病気を防げます。

 

まとめると、

  • 暑さ寒さに強く、日差しも好き
  • 土の湿り気が大切。乾かさないように
  • 虫は別に要らないぞ 

と、こんな感じでしょうか。

ハエトリソウと似た部分もありますが、暑さ寒さの部分は全然違いますね。一緒に育てられるのかなと思っていましたが、別々にしっかり育ててあげるのがよさそうです。

 

腰水で管理しておけば水やりを忘れても大参事にはならず、しかも多年草なので長く楽しめる。食虫植物初心者でも安心して育てられる良い植物だと思います。

 

 

終わりに

前回とはまた違った魅力のある食虫植物でした。

実際育てていて、我が家のは赤くなるので緑と赤のコントラストが綺麗ですし、何となく見ていて飽きない姿形をしています。可愛いとは違うんですけれど、面白いですよね。

思った以上に計算された食虫をするので、今度からはそこもしっかりと見ながら育てていこうかなと思います。

 

 

それでは、今回もありがとうございました。

 

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投稿:2019年11月4日